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舞台で全5作続いた東映ムビ×ステ「死神遣いの事件帖」シリーズ。シリーズ最後となる、舞台のキービジュアルが完成した。

久坂幻士郎(鈴木拡樹)がどこか寂しそうな表情を浮かべ、腕には十蘭ドールを大切に抱きしめる姿はファイナル感を引き立てる。幻士郎の後ろには冥界に帰っていった相棒の十蘭(安井謙太郎)、幻士郎の幼馴染で死神遣いの鉄斎(鈴木裕樹)の姿が。十蘭のいとこにあたる死神・慧蘭(田口涼)が十蘭と背中を合わせるように佇み、さらにその後ろには“最恐の死神”・無限狼(梅津瑞樹)、多くが謎に包まれた死神・呪樹(田淵累生)、十蘭に仕える死神・弾正(森崎大祐) 、鬼八一家の侠客のひとり・義助(松本寛也)の姿も。現世と冥界、それぞれの世界で生きるはずの彼らが交錯するビジュアルは、新たな波乱の予感を感じさせる。

<あらすじ>
江戸の片隅で探偵業を続ける久坂幻士郎は、相棒だった死神・十蘭が冥界へ帰って半年、どこか虚しさを抱えながら日々を過ごしていた。

そんな中、現れた美女・時雨に「兄を助けてほしい」と依頼され、幻士郎は幼馴染で死神遣いの鉄斎に会いにいく。するとその傍らには、幻士郎が封印したはずの最恐の死神・無限狼の姿があった! だが、無限狼に見えたその死神は穏やかで礼儀正しい別の死神で――

拍子抜けしながら、「彼と一緒に死神遣いとして名を上げる」と息巻く鉄斎に仕事を斡旋するため、幻士郎は幕府の要人・保科正之の元を訪れる。そこで、自身も思いがけず依頼を受ける羽目になるのだが、この依頼がのちに幕府を揺るがす重大な事件へと発展していく。

一方、冥界では十蘭が、家臣の謀叛により、乳母・鵺灯とともに投獄されてしまう危機に合う。間一髪、難を逃れた近習・弾正が、十蘭を助けてくれるよう、現世の幻士郎に頼みに向かった。

だが、それぞれの想いを胸にした盟友・幻士郎と十蘭は、再び相まみえることを拒絶する!

信じる力が、世界を救うのか――
死神遣いの事件帖、いま堂々の完結へ!