Ⓒ「能面検事」製作委員会

原作は“どんでん返しの帝王”の異名を持つベストセラー作家・中山七里による小説「能面検事」シリーズ。大阪地検きってのエース検察官である不破俊太郎(上川隆也)は、検察の上層部や警察組織に対して一切の忖度はなく、とにかく冷静沈着に、ただ淡々と職務を全うする。ついた通り名は“能面検事”。そんな主人公が事件の真相を暴いていく骨太で痛快なリーガルミステリー。

不破のもとで働く新人事務官・惣領美晴を吉谷彩子、大阪地検総務課事務官・前田拓海を大西流星、大阪地検総務課課長・仁科睦美を観月ありさ、大阪地検次席検事・榊宗春を寺脇康文、東京地検次席検事・岬恭平を宇梶剛士、大阪地検特捜部の検事・高峰仁誠を竹財輝之助が演じている。

今回、第4話、第5話のゲストキャストが解禁。第4話、第5話は大阪府内にある荻山学園の“国有地払い下げ問題”に伴う収賄疑惑と、戸籍売買が絡む刺殺事件の勃発から始まる。
両話を通じてのゲストとして、最高検の検察官・折伏崇(おりふし たかし)を宮川一朗太、国有地をめぐる収賄疑惑で便宜を図ったとされる近畿財務局の調整官・安田啓輔(やすだ けいすけ)を少路勇介が演じる。
第4話ゲストは、荻山学園理事長・荻山孝明(おぎやま たかあき)を千原せいじ、大阪地検公判部・検事で安田の同級生の鈴木一人(すずき かずと)を駒木根隆介。さらに、第5話ゲストは、突然消えた姉を待つ金森実花(かなもり みか)を谷村美月、食堂「一膳」の従業員で実花の姉・金森小春(かなもり こはる)を祷キララが演じる。

【第4話・第5話ゲスト】
■宮川一朗太(折伏崇役)

主演の上川隆也さんとはテレビ東京のドラマ「執事 西園寺の名推理」以来7年ぶりの共演ですから、出演が決まった時は「おぉっ!」と。
久々にご一緒できるワクワク感から声出ました(笑)。
ただ僕の演じる折伏検事は上川さんの不破検事より相当上の立場・ポストなんです。
「上から目線」や「嫌味な話し方」など、かなり高飛車なキャラを意識して演じたので、そのあたりを皆さんにも楽しんでいただけたらと思います(笑)。

■少路勇介(安田啓輔役)
上川さんとは何度か共演させていただいていますが、今回は一緒のシーンが多く、とても嬉しかったです。
安田調整官の余裕と傲慢さ、その裏にある「何かを隠している」雰囲気を大事に演じました。
実際に不破検事と対峙する場面では、能面のような表情と追い詰められるような言葉のスピードと重みに圧倒されました。
そういう緊張感や駆け引きの空気感に、ぜひ注目してご覧いただければと思います。

【第4話ゲスト】
■千原せいじ(荻山孝明役)

役者の仕事は、いつも何の役なのか楽しみにしてます。今回のこのドラマもいい役でした。皆様も楽しみにしといて下さい。

■駒木根隆介(鈴木一人役)
ピンポイントではありますが、事件の核心に近づく重要なキャラクターだと思います。
現場で上川さん、吉谷さんにネイティブだと思ってもらえた大阪弁にご注目ください!

【第5話ゲスト】
■谷村美月(金森実花役)

出演が決まった際には、作品の世界観に奥深さが感じられ、参加できることへの嬉しさと、期待の気持ちでいっぱいでした。
私は、行方不明になったお姉ちゃんを20年間探し続けている妹、金森実花役を演じています。出演シーンでは関西弁で話しているので、そこがポイントのひとつなのかもしれません。

■祷キララ(金森小春役)
1話の中で色んな見え方のする役だと思います。私自身、大阪出身なので脚本に親近感を抱く部分もありましたし、任せてもらえて嬉しかったです。登場するのは回想シーンだけですが、高峰役と安田役の竹財さん、少路さんが回想シーンもそのまま演じられていたので、お二人との関係性が深く感じられましたし、みなさんにもきっとそう感じていただけるのではないかなと思っています。

≪第4話 あらすじ(8月1日放送)≫
不破(上川隆也)は留学生による戸籍売買が絡んだ刺殺事件を担当することに。一方、府内の国有地をめぐる収賄疑惑が世間を騒がせ、便宜を図ったとされる近畿財務局の安田(少路勇介)が被疑者として浮上する。高峰(竹財輝之助)ら大阪地検特捜部が近畿財務局を家宅捜索することに。全く関係が無いように思われた二つの事件は繋がり、やがて検察を揺るがす大事件へと発展する…。

≪第5話 あらすじ(8月8日放送)≫
国有地払い下げ問題における容疑者・安田調整官が隠していた“一つ目”の秘密が暴かれる。そんな中、不破(上川隆也)と惣領(吉谷彩子)は学園建設候補地の廃医院で男女の白骨死体を発見する。東京最高検の検察官・折伏(宮川一朗太)は手柄の横取りを目論むも、不破は一切気にせず、いつも通り捜査を進める。そして20年以上、大阪の地で秘密裏にされてきた衝撃的な真相に辿り着くのだった…。