
本書は井内本人が「写真集の撮影をするなら挑戦したい」と希望したものをギュッと詰め込み、井内自身も初めて訪れたという韓国・釜山と東京で撮影を敢行。初夏の韓国でグルメやプール、ナイトクルージングでの花火など、アクティビティを楽しむ等身大感たっぷりのカットから、感情をむき出しにし、海で挑んだエモーショナルなカット、サモエドの子犬とじゃれ合うカットなど、「井内悠陽の『いま』を詰め込んだ一冊」となっている。
一昨日10月10日に待望の1st写真集が発売された感想を聞かれた井内は「素直に嬉しいです!自分の名前で世の中に作品が出るってことは俳優業してるとあんまりないことなのでそれがやっとできたのはすごい嬉しいですし、ほんとにたくさんの人に届いてほしい」とにっこり、本書のタイトルを『Fleur』に決めた理由について「フランス語で花という意味」と説明し、「俳優として花咲かせられるようにいろんな色を見せていけるようにという想いを込めてこのタイトルを選んだんですけど、あとは、今回写真集のために僕が書かせてもらった月下美人って曲があるんですけどそこでも歌詞の中に何度か花って出てきたりとかそれも関連付けさせていいなって思ったので今回このタイトルにさせてもらいました」と秘められた想いを明かした。
撮影は韓国・釜山と東京で行われたそうで、その中でも注目ポイントを聞かれると「今回の写真集の最後の全身白で撮ってる衣装がガラッとほんとに雰囲気とかテーマを変えさせてもらった」と白衣装での撮影に言及。「基本的に全体のテーマとしては旅なので楽しんでる姿とか喜びとかを表現させてもらったんですけど、唯一この白衣装の時は俳優としての自分をもっと見せたいってのがあったので感情もどちらかというと怒りとか悲しみをメインに撮らせてもらった」と明かし、その中で選んだお気に入りカットについて井内は「より写真を見たときにこの人今何考えてるんだろうとかどういう感情で今ここに立ってるんだろうとかそういうのが良い意味で見えにくいショットになってると思うんですよ。だからこそ、パッて見た時に自分だったらこの写真に惹かれるというかもっと知りたいと思ってもらえるようなショットになってるなって感じたので選ばせていただきました」と選んだ理由を明かす。またファンに向けてのお気に入りカットにはサモエドとのカットを推薦し「すごい賢い子だったんですけど、元気すぎてごはんに目がない。ぼくよりごはんのほうしか見てなくて1回も目が合わなかったけどそれがいいねとなった」と笑いながら撮影の裏側を明かしていた。
最後にこだわりの詰まった本書の出来栄えを聞かれた井内は「100万点」と自己採点して、「自分が表現したいものとかこういう風な姿を届けたいってたくさん相談させてもらって、結果それ以上のものを引き出してもらってそれが全部詰め込んだ1冊になってて自分のイメージしてた想像以上のものになってるので良い意味で点数つけられないんですけど、でもつけてくださいって言われたら100点はもちろん絶対超えてるので100万点で」と笑顔でアピールした。
フォトセッションではギターを手に持ち報道陣から「1曲お願いします」と頼まれ照れつつも演奏して笑顔をみせていた。