
『レッドブック』は、韓国で異例のヒットを記録した創作ミュージカル『女神様が見ている』を生んだ黄金コンビ、ハン・ジョンソク(脚本)×イ・ソニョン(作曲)が、4年の歳月をかけて制作したオリジナルミュージカル。19世紀のロンドンを舞台に、小説を書くことで自分自身を表現するアンナが、社会の偏見などと闘いながら「私」として生きる道を見つけ出す物語。
2018年の韓国初演では、同時期にアメリカで広がった #MeToo運動とも重なる、女性への偏見やセクシャルハラスメントへの問題提起が大きな共感を呼び、大ヒットを記録。イェグリーンミュージカルアワード脚本賞や韓国ミュージカルアワード作品賞ほか多数受賞し、「新時代のためのミュージカル」として高く評価されました。この日本版初演の演出を、『王様と私』『モダン・ミリー』ほか海外ミュージカルの演出を手掛け、高い評価を受ける小林香が務める。
“官能的な小説を書くことで社会と闘う”主人公アンナを演じるのは元宝塚歌劇団雪組トップ娘役で、退団後も多数のミュージカルに出演する咲妃みゆ。相手役で、真面目一筋で「紳士」であることしか知らない新米弁護士ブラウンは、映画・ドラマ・TVCMと多方面で活躍する小関裕太が演じる。
そして、今回発表となる俳優陣には実力と個性を兼ね備えたキャストが集結。
女性文学会「ローレライの丘」の会⻑で、息子を夫に奪われてしまったドロシー役には、元宝塚歌劇団花組トップ娘役で、退団後も様々なジャンルの作品に挑戦し、女優としての深みも増している花乃まりあ。咲妃とは宝塚歌劇団の同期であり、退団後は本作が初共演となる。ロンドンで最も影響力のある文学評論家ジョンソン役は、モノマネ芸人として活躍しながら抜群の歌唱力を活かし多数のミュージカルに出演するエハラマサヒロ。ブラウンの親友であり、見栄とはったりを利かせるカッコつけの双子兄弟・兄ジャック役には、『レ・ミゼラブル』マリウス役、『エリザベート』ルドルフ役で注目される、ミュージカル界のニューフェイス中桐聖弥、弟アンディ役には2.5次元ミュージカル『刀剣乱舞』『ヒプノシスマイク』シリーズほかで絶大な人気を誇り、ソロアーティスト活動も行う加藤大悟。そして、「ローレライの丘」の創立者で、変に優雅で気品のある女装男性ローレライ役には、東京藝術大学を卒業し、『エリザベート』、『マリー・アントワネット』、『カム フロム アウェイ』ほか多数の作品に出演し、ミュージカル界になくてはならない存在の田代万里生。
現代に生きる女性たちの声を代弁し、今まさに必要とされている“新しい女性像”を力強く描き、「自分らしさ」「多様性の尊重」という現代的なテーマを、ミュージカルならではの音楽と高揚感と共に届ける。

<Story>
紳士の国・ロンドン。その中でも最も保守的だったヴィクトリア朝時代に生きる、主⼈公アンナ(咲妃みゆ)は少し変わっていた。淑女として振る舞うよりも「私」として⽣きたい―。
真面目で“紳士”であることしか知らない新米弁護士・ブラウン(小関裕太)や個性的な登場人物たちとの出会いをきっかけに、アンナは、官能的な小説を書くことで自分を表現し始める。型破りで刺激的なその内容は、瞬く間に評判を呼び、多くの読者を熱狂させていく。一方で、「女性のあるべき姿に反している」「社会に悪影響だ」と非難され、ついに裁判にかけられてしまう……。
【アンナ役/咲妃みゆ コメント】
『レッドブック』との出逢いは私にとって非常に大きな出来事でした。何故なら私もこの作品に心を救われた一人だからです。幼い頃から変わり者だと言われることが少なくなかった私は”自分は周りの人と違うのかな?違うことは悪いことなのかな?”と悩んできました。アンナが葛藤し奮闘する姿は、烏滸がましくも自分自身と重なるように思えたのです。降り注ぐ他者からの視線や言葉を受け止めながらアンナがどんな道を選ぶのか…ぜひ劇場で見届けていただきたいです。最後に、この作品を生み出されたハン・ジョンソクさんとイ・ソニョンさんへ心からの敬意を表します。
【ブラウン役/小関裕太 コメント】
2026年、『レッドブック』の日本初演にてブラウンを演じさせていただくことになりました。
20歳の時にご一緒させていただいていた演出の小林香さんと。そして以前ドラマでの共演もある咲妃みゆさんをはじめとして、強力な方々と一緒に公演を迎えられることがとても嬉しく、楽しみにしています。
この作品が持つテーマの一つである「私らしさ」がうごめく、昨今の時代変化の中で、今必要な強いメッセージだなと個人的に感じました。ストーリーも楽曲も美しいです。ぜひ楽しみにしてください。スーツを纏って劇場でお待ちしています。
【ドロシー役/花乃まりあ コメント】
個性あふれる『レッドブック』の登場人物たちの仲間入りができること、とても幸せに感じています。
ドロシーは私にとっては新しい挑戦となる役どころですので、作品を引き立てられる存在になれるよう、楽しみながら深めていきたいと思っています。信頼する小林香さんのもと、素敵な共演者の皆様から刺激をもらいながら、私らしいドロシーを作り上げたいと思っていますので、日本初演『レッドブック』、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
【ローレライ役/田代万里生 コメント】
とんでもなく興味深い人物を演じることになりました!今回演じるローレライは、40代半ばで女性文学会「ローレライの丘」の創立者兼顧問。変に優雅で気品があり、あるシリアスな理由により女装をしている、極めて特殊な人物です。果たしてその理由とは・・・?風変わりで派手な見た目の裏には、様々な事情を持つピュアな人物。最高に魅力的なキャスト&スタッフ陣に囲まれ、いったいどんなローレライがこれから生まれるのか、僕自身とにかくワクワクしています。劇場でお待ちしております!
【ジョンソン役/エハラマサヒロ コメント】
ジョンソン役をやらせていただきますエハラマサヒロです。
このミュージカルは日本初上陸ということで個人的にすごく楽しみにしてはいるのですが、今回の僕の役どころがかなりお客様からは嫌われてしまいそうな人物でして、普段から鼻につく自分としては不安でしょうがないです(笑)ですが自分なりのキャラクター作りで何とか楽しい作品に出来たらいいなと思います!期待しててください。
【ジャック役/中桐聖弥 コメント】
ミュージカル『レッドブック』にジャック役で出演いたします。
韓国で多くの方に愛されてきた作品が日本で初めて幕を開ける瞬間に立ち会えることに、喜びと責任をもって全身全霊で挑みたいと思います。新しい役に挑戦できること、初めての小林香さんの演出、双子の相手が本当に同い年だということ、何もかもが楽しみで稽古が待ちきれません!お客様に楽しんでいただけるように精一杯頑張ります。劇場でお待ちしております。
【アンディ役/加藤大悟 コメント】
この度アンディ役として、出演いたします加藤大悟です。このお話を頂いた時、『レッドブック』の日本版の一員として参加できるとともに、素晴らしいキャストの方々と一緒に、この作品をお届けできることを本当に光栄に思いました。僕自身とても歌うことが大好きで、どんな歌唱シーンがあるのか、今からとても楽しみです。最高の歌とお芝居をお届けできるよう、稽古から色んなことを試して、挑戦して本番に臨みたいと思います!皆様是非よろしくお願いします!





