日本最高峰の小説家・東野圭吾による人気小説「クスノキの番人」(実業之日本社文庫刊)が東野作品として初のアニメーション映画化。「その木に祈れば願いが叶う」と伝えられるミステリアスなクスノキとその番人となった青年の物語を描く。主人公・直井玲斗を長編アニメーション映画初主演となる高橋文哉、そして物語のカギを握る玲斗の伯母・柳澤千舟を天海祐希が演じる。

本作への出演が決まったときの感想を聞かれた高橋は「東野先生の初アニメーション作品というのにすごく惹かれた自分もいればその言葉によってすごくドキドキした自分もいた」と吐露。「僕も経験が多くなかったのでそんな中で選んでいただいたことにすっごく嬉しいなと率直に感じたのとこの作品をやらせていただいて終わった後に自分は何を感じるんだろうってすごく思った」本作のオファーに喜びをみせた。
また完成した作品をつい先日見たという高橋は「圧倒されました」と驚きの表情で「完成形を見た時に色でも楽しめるし映像美ももちろんそうなんですけど、僕が見てすごい感じたのは目でも耳でも心でも楽しめる作品はこういう作品なんだなってすごく感じた」と大絶賛。「クスノキがどーんって出てくるシーンとかもあるんですけど、ファンタジー要素がありながらどこかにこんなものがあるのかなと思わされるリアリティとそこの間を駆け巡る表現にすごく圧倒されながらあっという間に終わりました」と本作の出来栄えに太鼓判を押した。

さらにイベントでは本作のタイトルにちなんで、自分自身が『○○の番人』だと思うことが問われる場面もあった。高橋は「蓋の番人です、僕は蓋をするのがうまいんですよめちゃくちゃ」とドヤ顔で答え、「自分の心に蓋をしたりとか自分が溢れてしまいそうな時に蓋をして止めることができる。自分のことを押し殺すのが得意で心に蓋をするという意味」と説明する。得意になった理由について「仕事を始めてから自分が思ったことを全て言っていい世界じゃないと思いますし、自分が感じたものを全部自分のものとして発信することもできないし、そんな中で自分の中で心に蓋をする瞬間を使い分けることがあるなと思ったのでクスノキのような寛大な人に全て受け止めてもらいたいなと思って過ごしてます」と明かすと、心配そうに話を聞いていた天海から「苦しくないんですか?」と聞かれ「苦しいです!」と即答して会場を笑わせる姿に天海は「一緒に開けときますか」と寛大な心で受け止めていた。