次代を担うクリエイターが自由に才能を発揮できる場を創出することを目的に東宝の若手社員により立ち上げられた才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」の取り組みのひとつとして誕生したオムニバス企画『GEMNIBUS』。今作はその第2弾として6人の新鋭監督による珠玉の傑作選がラインナップ、3月6日(金)~3月12日(木)TOHOシネマズ日比谷にて一週間限定公開される。
若き女性写真家として注目を集める増田彩来監督の商業監督デビュー作品『青い鳥』。本作は“撮ること”への衝動と葛藤に真正面から向き合い監督自身の内面から生み出されたパーソナルフィルムで、雄大な北海道の大自然を舞台に描かれるロードムービー。主人公の若き女性写真家を森七菜、旅を共にする少年役を黒川想矢が演じる。

映画『国宝』での共演も目新しい森と黒川、今回は短編映画での共演ということで森は「撮影自体は長くなかったんですけど、すごい濃い時間で北海道で撮影したんですけどそんな旅ができて想矢ともすごい仲良しになれた感じがして楽しかった」と仲の良さをアピールすると、MCから想矢と呼んでることをツッコまれ「改めて言われちゃって恥ずかしいです(笑)」とハニかんだ。一方、黒川は短編映画がまだよくわからないとしつつも「皆さんとすごく仲良く撮影できてその温かさが演技してる時にもすごく感じるものがあってすごい楽しかった」と濃い撮影を振り返る。
そんな2人の演技について増田監督は「2人から学ぶことがたくさんあって、でも一緒に考えてくれて本当に戦友というか一緒に戦って作った作品です」と明かし信頼を寄せていた。

イベントの後半には本作の魅力をテーマにフリップトークが行われた。
増田監督は『2人の視線』と書いたフリップを掲げ「同じ場所にいても同じ景色を見ていても人それぞれ感じることは違うと思っていて、その2人の視線の中にある感情だったり感覚だったりを1つの映像でどう見せるかっていうのをすごく大切にしてました」と説明、それを聞いた森は「目の強さとか視線の熱さみたいなのは演出してもらう上で監督の口から多く聞いた言葉」と納得した表情を浮かべ、黒川は「あんまり意識はしてなかったんですけど、カメラがすごい出てくる話なのでファインダー越しでちょっと視線がずれてる感じがしたりでもちょっと温かかった」と“視線”を本作の見どころのひとつとして語っていた。
この日の完成報告会には『青い鳥』から増田彩来監、森七菜、黒川想矢、『You Cannot Be Serious!/ユー・キャノット・ビー・シリアス!』から大川五月監督、黒島結菜、『顔のない街』から村上リ子監督、吉田美月喜、香椎由宇、『インフルエンサーゴースト』から西山将貴監督、西野七瀬、本郷奏多、『ソニックビート』から関駿太監督、西垣匠、山﨑天(櫻坂46)、『もし、これから生まれるのなら』から土海明日香監督が登壇した。