清らかな水と澄みきった空気の流れる信州・安曇野。勿忘草が咲くこの町で北アルプスを望む小さな総合病院を舞台に、看護師と医師が、患者一人一人の人生と真剣に向き合う姿を丁寧に描くヒューマンドラマ。患者に寄り添おうと奮闘する若手看護師・月岡美琴を福本莉子、花を愛する少し不器用な研修医・桂正太郎を菅生新樹が演じる。

本作で初めて看護師役に挑戦した福本。実際に病院を訪れて看護師や医師に話を聞いたそうで「日々のルーティーンを教えてもらってそれを想像しながら、細かい動きや点滴交換であったりそういう動きは現場で監修してくださる看護師の方やお医者さんがいらっしゃったので、その場でお伺いしながら身に沁み込ませていくような感じでした」と役作りを明かす。また今作では終末医療など重たいテーマを扱ってはいるがそれだけではないと話す福本は「自然の美しさであったり、テーマが重い分、悲しいイメージがあると思うんですけど、そうではなくて決して悲観的なものではなく前向きになれるような作品になっています。1人でも多くの方に見ていただけたら」と放送を楽しみに待つ視聴者へ呼びかけた。
また今作に出演したことで共演者からパワーを貰ったそうで「幅広い世代の方と一緒に出来て、90代近い方と一緒にお芝居する機会をいただいていくつになっても俳優できるんだって勇気をもらいました」と撮影を思い返してニッコリ、続けて「『頑張ってね』『これからもよ』ってお声をいただいてそういう言葉にすごく励まされた。コミュニケーションの大切さであったり、いくつになっても仕事に対しての情熱を持ってやることの素晴らしさをこの作品を通して学びました」と感慨深そうに語った。
さらに研修医・桂正太郎を演じる菅生とは初共演ということで感想を聞かれた福本は「地元が2人とも大阪で結構近かったので盛り上がった」と地元トークに花を咲かせたそうで「菅生さんは現場でもすごい明るくて誰に対してもフレンドリーで現場を明るく盛り上げてくださる方」と言い、「正太郎の芯にある優しさみたいなものが菅生さんの良さと相乗効果になってその真っ直ぐさがすごく素敵」と人間性を称賛。一方、菅生は福本について「静かでクールな印象」を持っていたと告白しつつも、地元が同じで親近感を持ったそうで「真摯に作品に取り組む姿を見てたので僕もそのおかげでより作品に対して集中しようと僕も思ったのでそういう姿を見てより集中できた」と福本の仕事に対する姿勢に尊敬の眼差しを向けていた。

会見ではサッカーが好きな2人に向けて今朝行われていたFIFAワールドカップ2026のサッカーW杯日本代表のオランダ戦についての質問がされる場面もあった。福本は「4時半ぐらいに起きて見ました。今日1日中取材があるんですけど大丈夫かなって思いつつ4年に1度だから見なきゃな」と冷静に語ると、菅生は「見てらっしゃるのに意外と盛り上がってない」とポツリ。福本は聞き捨てならんと身を乗り出し「いやいや!盛り上がってます!やっぱ気持ちを切り替えなきゃ!朝はワールドカップで頭いっぱいだったんですけど作品のことを今回知っていただかなきゃいけないんで楽屋で原作読み返して思い出しましたから!」と熱く言い返すと、菅生は「まさか見てるとは朝言ってくださいよ~見たよって」とたじたじ。福本は「がっつり2時間見ました、熱い朝でしたね(笑)」とサッカーに対してのテンションの上りぐらいに会場は笑いに包まれていた。