本作では金の密輸のためにシンガポールに渡航するというその様子が輝かしく描かれており、自分自身の人生を3人が取り戻していくというストーリーで展開する。そのことにちなんで人生の中で魔法のように人生が変わった旅の思い出を発表する場面があった。

20歳の頃に仕事でノルウェーを訪れたという有村は「もう全てが新鮮でいろんな人との出会いとかいろんな景色とかを見て涙が出てきた経験があった」と思い出を明かし、24歳のときに再度ノルウェーを訪れたそうで「初めて自分のお金で行って、4年しか経ってないけど自分で初めてそういう場所に行ったってことがまず大きな経験でしたし、同じ景色を見てあの頃感じなかったけどこういう景色の中にこういう部分もあったんだなとか新たな発見もあってまた同じ場所に行くってすごいいいなって思いました」と感慨深そうに語った。
同じ質問に黒木は「元々ずっと趣味がなかったんですけど石垣島でダイビングの免許を取りまして」と切り出し、「初めてダイビングをしたんですけど、自分ちっぽけだなってすごく海の中で思って解放された気持ちにもなりましたし、生活や仕事のことも全部飛んじゃうぐらいリセットされる時間ってすごい大事なんだなって気づいた」と人生の中での新たな気づきを明かした。

一方、南は「人生は変わってないんですけど」と恐縮そうに「数年前に鳥取に行った。好きな食べ物はカニなんですけど鳥取の松葉ガニがめちゃめちゃ美味しくて人生で食べたカニの中で1番美味しかった」と絶賛。「その時めちゃめちゃ落ち込んでて何にも喉通らなかった時期だったんですけど松葉ガニだけは食べれました」と先ほどとはテイストの違う回答に会場は笑いに包まれた。すると塩野も「仙台の牛タンを食べた時の感動はすごかったです」と目を丸くさせ「10代ぐらいに食べたんですけどその時の衝撃がまだ忘れられなくて、それ以来全然食べれてないので食べたいなって今ずっと思ってる」と食にまつわる話を披露して和ませていた。

本作は2017年に中部国際空港で主婦たちが“金の密輸”で逮捕されたという実際の事件に着想を得たオリジナルストーリー。二児の母、大学の研究者、妊婦という犯罪とは無縁そうに見えるものの実はそれぞれに事情を抱えた3人が偶然出会い金の密輸という秘密によって絆を深めていく姿を描く。突然借金を背負った二児の母・和歌子を有村架純、借金600万の研究員・清恵を黒木華、貯金ゼロの未婚の妊婦・麻由を南沙良が演じる。