本作はミステリー界の巨匠・横溝正史の金字塔『八つ墓村』を“日本三大名探偵”とも称される人気キャラクター・金田一耕助の初登場から80周年という記念すべき節目に完全新作として映画化。
この日は公開を1カ月後に控えたキックオフイベントとしてプレミアナイトを実施。豪華キャスト陣が300人超のファンが集うレッドカーペットに登場してサインなどファンサービスで会場を盛り上げた。
歴代様々な名優が演じてきた名探偵・金田一耕助を演じた尾上は「昨年撮影したこの『八つ墓村』がようやく皆さんに見ていただけるというのはほんとに嬉しい」と公開を間近に控え喜びをコメント。続けて「これだけ有名な作品でこれだけ有名な役柄を演じるということは非常にプレッシャーではありましたけれど、共演者の皆さんと監督とスタッフの皆さんの導きのもと新たな『八つ墓村』ができたと確信しております」と完全新作としての手応えを明かした。
さらに尾上は完成した作品を初めて観た際の印象について「まず自分が出てる映画ということは置いといて」と前置きし、「あっという間に時間が過ぎた」と振り返った。映画が好きで多くの作品を観ているという尾上だが「飽きる部分が全然1つもなかった」と言い、客観的に観客として作品を楽しめたことを「ものすごい嬉しかった」と喜んだ。自身が出演していないシーンについても「どうなるかすごい楽しみでした」と語り、想像以上の迫力に仕上がったシーンを絶賛。さらに「全てのセクション繊細に情熱を持って作ってくださったおかげでこんな素晴らしい作品になったし、自分もそれに携われてなおかつ金田一耕助という大役を務められたことにすごく感謝とともに誇らしさも感じられた」と感慨をにじませ、「監督の表現と日本映画界でできるギリギリの絶妙なラインを攻めてらっしゃるところがすごく感動しました」と笑顔をみせた。

撮影中のエピソードを聞かれた奥は尾上と堀田とのシーンが多かったそうで「この2人とお芝居してるのがふとした瞬間に、あーなんか幸せだなと2人の顔見てるとここにいて良かったなとか感慨深くなる瞬間が多かったです」と3人で過ごした時間にしみじみ。さらに撮影の待ち時間には堀田が番組を見ていたことから3人で当時流行していた恋愛リアリティーの話をしていたという。3人で円になって盛り上がったそうで堀田は「すごく怖い作品を撮っているにもかかわらず恋リアの話をしてました(笑)」と緊張感のある作品の撮影現場とは対照的に待ち時間には他愛もない話をしながら親交を深めていたことを明かした。
また堀田は奥について洞窟など足元の悪い場所で撮影した際に「大丈夫ですか」と手を差し伸べてくれたと言い、「すごく自然なお気遣いをされる方でとても大人ですごい感激しました」と紳士な姿勢を絶賛。この発言を受け同じ撮影をしていた尾上が「裏を返せば僕はNOTジェントル」と自虐を交え悔しがる姿に会場から笑いが起こっていた。

イベントでは最近あった“悪夢のような出来事”を登壇者が発表する場面もあった。
尾上は『バッテリー切れ…』と回答。海外でショーを撮影した際、夢中になって撮影していたところ携帯電話のバッテリーが切れてしまったという。ところが「今の携帯はすごい」と声を大にして撮影した映像が自動的に保存されていたことを明かし「悪夢からの天国」と微笑んだ。
一方、堀田も携帯関連の話で「忘れ物?」と切り出し、地方の撮影へ向かう際に新幹線の改札を通ったところで携帯電話を移動してきた車の中に忘れたことに気づいたという。マネージャーがダッシュで取りに戻ったそうでマネージャーが陸上部出身だったことから「いけるかな~」と期待して待っていたもののギリギリ間に合わなかったことを明かし「携帯っていま全てなので何もできない新幹線2時間もうどうしようってことがありましたね…悪夢でした」と当時の焦りを明かしていた。