10月22日に発売された「岐洲匠2023年カレンダー」は「岐洲匠×GAME×SPORTS」をコンセプトに、鍛え上げた肉体も披露したカレンダーに仕上がっている。
発売記念イベントでは、報道陣への取材に応じた。

今回のカレンダーのテーマは「今までで一番かっこいい自分」と話す岐洲は、「今年一番、多分身体をちょうどよく鍛えたっていうのもあって自信があります」と力強く語る。
「(身体作りは)ずっとの長くはやってはいるんですけど、このカレンダーに向けて追い込んで鍛えたっていうのもあるので、頑張ったなと思います」と振り返る。「撮影の1ヶ月前は(ジムに)週4で行っていました。元々細くて痩せちゃう体質なので筋トレをして、食事は何も気にせず、プロテインをしっかり飲んで、タンパク質をたくさん摂るってことを頑張りました」と身体作りの苦労を語り、「この業界に入って一番細かった時は65キロなかったんですけど、このカレンダーを撮影した時は70キロから72キロぐらいまで増やしました」と成果を明かした。

お気に入りは10月の写真だそうで、千葉県にある24時間営業の遊園地・大慶園で撮影したと明かし、5年前に発売したファースト写真集の撮影でも使用した思い出の場所となっている。
「雰囲気が好きです」と話すこの写真のテーマは「真っ赤な自分」。
「これは女子トイレで撮ったんですけど、女子トイレがこんな真っ赤なんですよ全部が。撮影のために入らせてもらいました」と撮影のエピソードを伝える。

2022年の印象的な出来事としては、『フランケンシュタイン-cry for the moon-』、『ミュージカル「るろうに剣心 京都編」』、『エン*ゲキシリーズ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」』と3つの舞台作品に出演し、合計で100公演以上舞台に立っていたと話す岐洲。
「それぞれ役の重みとかが違って、初めてミュージカルや即興劇を体験させていただいて、新しいことに挑戦しました」と振り返り、特に「砂の城」では「本来、舞台上で用意されていないアドリブとか自由に演じることは僕にとってすごい怖いことだったんです。『砂の城』は、即興劇ということで基本的に全てがアドリブだったので、舞台上での自由が好きになれたのは初めてでした。これからお芝居に対しての向き合い方が変わった一年になりました」と、成長を実感した様子。

今年影響を受けた人物についても、舞台3作品から名前を挙げ、『フランケンシュタイン-cry for the moon-』では七海ひろき。
「初めて宝塚の方とお芝居させていただいて、男よりもかっこいい女性で、七海さんの座り方や仕草がかっこよかったので真似してました。舞台とかで座るシーンがあったらその時の座り方を思い出したりしていました」と、学んだことを明かした。

『ミュージカル「るろうに剣心 京都編」』では自身が演じた役・相楽左之助。「元々一度延期になってしまったので、上演出来てとても嬉しかったですし、何より2.5次元の作品に出させていただいたのが初めてだったので、自分がキャラクターを演じるっていうのがすごい楽しかったです」と笑みを見せた。

そして、『エン*ゲキシリーズ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」』では、脚本・演出を務めながら役者としても出演していた池田純矢を挙げ、「一生諦めないし、ずっと安定を求めず爆発を求め続けているんです。爆発の怖さと楽しさと美しさを知れました」と刺激を受けた模様。
「これから向き合っていくお芝居や台本、文字に対しての考え方とか吸収の仕方が変わった感覚なので、自分の中ではこの一年ずっと進化しっぱなしだったなっていう、すごい濃厚で疲れる一年でした」と振り返った。

来年に向けての抱負は、「25歳になってアラサー初級ということで、今まで大人になってきた岐洲匠だったんですけど、ようやくお芝居に関しても大人になってきたのかなと思うので、本当に大人になった自分を来年は見せれるように頑張ります」と話し、「”頑張れ、来年の僕”って感じです」意気込んだ。

そして最後にファンへ向けてメッセージとし「これからもこんな感じで少しずつ成長していきますので、見守ってくれる方も、これから応援してくれる方も、ぜひ楽しく生きていきましょう!」と締めくくった。