
2000年3月に起こった地下鉄脱線事故でその短い生涯の幕を閉じた富久信介さん、そんな彼に密かに想いを寄せていた少女の実話を石井裕也監督が映画化。主人公・寺田ナズナを綾瀬はるか、ナズナの学生時代を當真あみ、高校生のナズナが想いを寄せた男子高生・富久信介を細田佳央太が演じる。

先日4/7(火)に実施された3万人試写会後のアンケートで驚異の満足度97.1%を記録。一足早く本作を鑑賞したファンから2000通のラブレター(感想)が届いたそうで綾瀬は「読んでて本当にじーんとして心が温かくなるメッセージがたくさん寄せられていて感動してたくさんのメッセージをありがとうございます」とニッコリ、その中から『高校生の息子と映画デート。夢や生きる意味、日々の感情や人とのつながりと大号泣。スクリーンで鑑賞できたこと幸せでした。石井監督の思いに激震が走り勢いでビックリマーククエスチョン。単身赴任中の主人宛に手紙を書き無事投稿。一生もののラブレターです』というファンからのラブレターを読んだ綾瀬は「映画をご覧になってすぐにその思いを誰かに伝えようって行動されててこの映画が届いてるんだなと思ってとても嬉しくなりました」と映画が与えたパワーに喜びを語り、劇中で手紙を書くシーンについて「自分とも向き合いながら書いていたのかなと思いながらナズナの思いにはせながら書いてました」とコメント。役を演じた上で「家族だったりとか友達だったりなるべく手紙を書こうって思ってます」と映画を通じての心境の変化を明かすも、自分ばかり話してることに気づいた綾瀬は「私しかさっきから喋ってなくて気になってるんですけど」と焦った様子をみせ会場の笑いを誘っていた。

またナズナの夫・良一を演じた妻夫木は綾瀬との深夜の家族会議のシーンに言及。このシーンだけ前日にリハだけの日を設けてやったそうで石井監督が綾瀬に細かい演技指導をしていたという。その姿を見ていた妻夫木は「繊細に綾瀬さんにも演じてほしいし僕も娘もみんな演じてほしいっていうことだったと思うんで、リハをやって本番だってなったかって言われたらそうはなってないんですけど迷宮入りしたような感じだったもんね」と感慨深そうに綾瀬に問いかけると、綾瀬は「うーん、そうですかね?」と温度感の違いに妻夫木も「あれ?」と苦笑い。綾瀬は「リハがあったからこそ、なんかやっぱりありましたよね」とピンときていない様子で笑わせる。さらに妻夫木はそんな綾瀬からその日の夜に監督の連絡先を聞かれたそうでそのやりとりについて尋ねると綾瀬は「監督が引きと寄りどっちからやってほしいですかって言われて『どっちでもいいです』って答えちゃったんですけど寄りの方がいいかもと思ってそれを伝えたら『いや、ちょっと流れで引きの方からになりました』と言われてわかりましたって言って終わりました」とカメラワークの質問だった事実を知り妻夫木は「想像以上にテクニカルな話でびっくりしました」と驚いていた。
最後に本作がついに公開初日を迎え綾瀬は「この作品は誰かのことを思う気持ちだったり、言葉にできない思いをどんなふうに残していくかってことをとても丁寧に描いている作品だと思います。皆さんにも見ていただいて、少しでも誰かに優しくできたり1つでも誰かに言えなかったことを伝えたりそんなふうに広がっていってくれたらいいなと思ってます。もっとこれから多くの人に見ていただいてそして皆さんにこの作品がラブレターのように残るものになってくれたら嬉しいなと思います」とこれからの作品の広がりに期待を込めていた。






