第118作目の連続テレビ小説は、歌人・斎藤茂吉とその妻・輝子をモデルにした、朝ドラ史上“最も不仲な夫婦”の物語。脚本は、鬼才・宮藤官九郎が15年ぶりに連続テレビ小説の執筆し、究極のでこぼこ夫婦を、笑いたっぷりに描く。

主演を務める河合は、オファーを受けた当時の状況を「『NHKの人と話してきます。内容は分からないんですけど、話があるそうです』とマネージャーさんが出かけて行って、帰ってきたら企画書を持っていました」と明かす。

河合が演じるテル子のモデルとなっているのは、日本を代表する歌人・斎藤茂吉の妻として、献身的に夫に尽くすわけでもなく、“悪妻”と呼ばれながらも、ひたすら自分に正直に、自由に生き、晩年にはエベレスト登山をはじめ、世界108か国を旅し、“痛快ばあさん”として名を馳せた“猛女”。役との共通点を聞かれると「あまり“猛女”じゃないと思います」と控えめに回答。「本当に面白い人で、かなりエクストリームな女性だと思います。まだ放送開始まで2年あるので、これから重なる部分を探していこうかなと」と話し、現時点で尊敬できるところは「とにかく強い、強靭な人」と語った。

2025年度前期に放送された第112作『あんぱん』で朝ドラ出演経験のある河合は、朝ドラのイメージを「1年間という長い時間を作って作るので、他の作品と違うのは、1年をかけて生き物のように変化していく作品だなと感じていました」とコメント。

これまで、朝ドラで主演を務めることは目標という位置付けだったのか?という問いかけには、「ずっと夢でした、と言いたいところなんですけど、このお仕事を始めた18歳の時はあまりにも想像がつかなくて」と素直な気持ちを口にし、「本当に想像もしなかったですし、『あんぱん』をやっている時も(今田)美桜さんがすごいなとずっと思っていて。最初から最後まで明るく、皆の前では太陽のように現場に来てくれていたので、もし自分がここに立つことがあったらこうやってできるのかな、みたいな尊敬の面もありましたし、間接的にプレッシャーも感じていたので、オファーをいただいた時はすごくドキドキしたんですけど、決まってからはとてもワクワクしています。特別なことなので、どういうチャレンジができるのか、すごく楽しみです」と、『あんぱん』で主演を務めていた今田の姿を思い返しながら、本作の制作へ向け期待を寄せた。