©2026映画「口に関するアンケート」製作委員会

背筋による原作『口に関するアンケート』は、不可解な“証言”の積み重ねと、証言に隠された恐ろしい事実が、徐々に明らかになっていく構成が特徴だ。その独特な魅力を前に、清水監督は当初、「具体的に映像にすればするほど原作の醍醐味が損なわれてしまうのではないか」という不安を抱いていたという。「原作はあえてキャラクターの心情を説明しすぎず、断片的な証言や記録を重ねていく斬新な構成で、証言の切り取りのようなアプローチは、読み物だからこそ面白いし怖い作品」だと感じていたことが不安の理由であったが、同時に「どう映像表現で勝負できるか、挑戦しがいのある企画」とも感じ、「原作を映画用にアレンジさせてもらう以上は「監督が清水さんで良かった」と思わせたい」という想いでこの企画のオファーを引き受けたという。
映画としての物語を構造的に引っ張る存在として、原作にはない刑事・草壁(中村獅童)や週刊誌の編集者・西(柄本時生)などのオリジナルキャラクターを追加。「大学生たちが軽い気持ちで行った肝試しをきっかけに、自分でも気づかないうちにおかしくなって日常が崩れていく。その物語に、語り部となる大人も巻き込みたかった」と語り、原作の魅力を損なわないよう新たなキャラクターを登場させタイミングには議論を重ねたという。
さらに、若者たちの人物像を構築するうえでは「どこのキャンパス、どこの同世代の人たちの間でもありそうな、自分にも置き換えられる立場や関係性にしたい」と徹底してリアリティを追求。誰もが共感しやすい人間味を持たせることで、物語へ落とし込めたと言う。日本ホラー映画界のトップランナーたちが全力で作り上げた没入型恐怖体験に注目だ!

今回の清水監督のコメントとあわせて、本作がもたらす「逃げ場のない戦慄」を象徴する新たな証言画像も解禁に!真っ暗闇の無機質な空間の中に、翔太(板垣李光人)をはじめとする大学生6人の顔が並ぶ、異様なインパクトを放つカットである。映画館の暗闇で観客を待ち受ける、本作ならではの没入型恐怖体験をまざまざと予感させる写真となっている。