
今回解禁されたのは主人公・神名(松岡茉優)と“男ともだち”ハセオ(成田凌)、そして神名の恋人の彰人(井上祐貴)、浮気相手の真司(中島歩)、ともだちの美穂(咲妃みゆ)との会話が、甘く、苦く、ひりひりと綴られる、“台詞入り場面写真”。
京都に暮らしているイラストレーターの神名(松岡茉優)は、仕事もプライベートも順調に見えるが、30歳を目前に、人生に静かな行き詰まりを感じていた。絵本で賞を獲り脚光を浴びたのは何年も前、最近は無茶なクライアントワークに神経をすり減らし、惰性や不毛な恋愛に逃げる日々を送っている。あるの冬の日、大学時代からの“男ともだち”ハセオ(成田凌)からの思いがけない電話をきっかけに二人は7年ぶりに再会。京都の嵐電、鴨川沿いの道、大学時代から通ったラーメン店…あの頃と変わらない温度と距離感で、二人は空白の時間を埋めるように、思い出話、互いの近況、他愛もないことを語り合う。一見ぶっきらぼうに見えるハセオだが、「もう会わないと思ってた?」という神名に、「サークルの飲み会に行く度、おらんなって思ってた」と、離れていた間も神名のことを気にかけていた様子をうかがわせる。遠慮のない会話でふざけあう二人だったが、「イラストレーターになったって聞いて。」「…いいことばっかじゃないよ。」と神名がふと本音をのぞかせる場面も。
仕事では描きたいものを見失い、惰性や不毛な恋愛から抜け出せない日々を送っていた神名は、ハセオと夜通し語り明かし帰宅した朝、同棲中の恋人・彰人(井上祐貴)には、「男ともだちって、なんかちょっとずるい響きやなあって…。」と言われてしまう。浮気相手の真司(中島歩)には、無神経な言葉や誘いを投げかけられるも「言ってるでしょ。私、そういうのいらないって。」とドライな反応を示すことも。
なかなか他人には理解されない関係性を保ち続ける神名は、ともだちの美穂の「彼氏と愛人と男ともだちか。なんか贅沢」という言葉に、「…ハセオはそういう関係じゃないんだよ。」とそっとつぶやく。
「なあ、お前泣いてんの?仕事か、男か?」昔から自分勝手で人間関係に不器用なのは自覚している神名だったが、出会った頃から自分のことをなぜか深く理解をしてくれる“男ともだち”ハセオ。仕事も周りの人間たちとの不安定な関係性もままならない神名の日常に、ハセオの言葉や存在が、染み込んでいく。誰しもが「言われたことがある」「言ったことがある」ような言葉のリアルさの中に、「クリエイター・神名の孤独や心情」や「“男ともだち”ハセオの体温」を感じさせる台詞が散りばめられた場面写真は、登場人物たちの心の揺らぎを写し出し、言葉だけでは説明できない関係を浮かび上がらせる。













