
2026年9月28日(月)より放送開始予定のNHK第115作目の連続テレビ小説『ブラッサム』は、明治、大正、昭和の激動の時代を駆け抜け、常に自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルにしたオリジナルストーリー。山口県岩国に生まれた主人公・葉野珠が、さまざまな困難や型にはまらない生きざまを通じて、作家として、そして一人の女性として自分の道を力強く切り開いていく姿が描かれる。
このたび、放送開始に先駆けて、第1週完成披露試写会が行われた。
その後の取材会にて、主人公・葉野珠を演じる石橋は、第1週が完成して視聴した感想を「お祭りが始まった、と言うのが一番の感想です」と一言。「素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんに支えながら、葉野珠を日々演じています。これ以上、頼もしい座組みはないと思うぐらい、最高のチームでやっております。この作品がたくさんの人に届いて、たくさんの人の背中を押す作品になっていったら良いなと心から願っております」と意気込む。

1980年代の葉野珠を演じる加賀は、「85歳のヒロインです」と挨拶し、「お話をいただいた時は、石橋さん演じるヒロインがずっと頑張っているのに、なんで85歳が急に出てくるのかなと」と心境を吐露しながら、「彼女がすごく悲惨な状況にある時に、能天気に暮らしている私と松さんが出てくるのが、逆にそれでホッとさせることができれば良いなとは思いました。これが今回やってみようと思った一つです」と、出演理由を語る。「あとは、自由闊達に生きた女性をヒロインに選ぶというNHKの判断が中途半端にならないよう、しっかりと作ってほしいなと、宇野千代さんをやった人間としては思います。中途半端に綺麗事にしないことだけを、心から願っています」と、製作陣へ向けてのメッセージも。

葉野珠の秘書・藤川優子役の松は、「珠という人の魅力を、静河ちゃん、そして加賀さんから放たれるものを見守る役をいただけたことをとても嬉しく、楽しく演じております。とにかく秘書として、珠さんを眩しく見守って、秘書という役を楽しんで、最後まで演じたいなと思っています」とコメント。

珠の継母・葉野リョウを演じる国仲は、「25年ぶりの朝ドラ出演となる国仲は「朝ドラの撮影ペースの感覚とかは忘れていましたが、リハーサルの時点でこんな感じだったな、と一瞬で思い出しました。今回は母親役という形で戻ってこれたことを幸せに思いながら、幸せを噛み締めながら日々撮影しています」と感慨深さを感じ、「葉野珠ちゃんは色んな人からどう思われるか、自分の心に正直に生きている方で、突拍子もないことをしたり、いきなり考えが変わったり、それを全て母親が受け止めるという気持ちを大事にしたいなと思いながら演じています。どれぐらい生きるか分かりませんが、なるべくしぶとく生きたいなと思っております(笑)」と語った。

そして、珠の父・葉野清治を演じる渡部は、「とんでもない父親役なんですけど、私のような心の優しい人間が果たしてできるのか。頑張って、無理して演じています」と冗談まじりに挨拶した。

役を演じる上で、石橋は「珠の人生が山あり谷ありで、明治から平成までを生きた宇野千代さんがモデルとなっていて、当時は今よりもっともっと女性の自由がない時代に、自由に生きる選択をすることは今の私たちの感じる自由って言葉のイメージと全然違うと思っていて。それだけの制圧がある中で選び取っていく力強さを一番大事にしたいと思いながら演じています」と意識していることを明かす。
さらに、タイトルバックではYOASOBIの主題歌「咲き誇れ」に乗せてダンスも披露しており、「辻本知彦さんが振り付けをしてくださいました。お芝居を始める前にコンテンポラリーダンスをやっていた時期があったんですけど、その時に辻本さんのワークショップに参加したり、本当に憧れていたダンサーで、いつも叱咤激励してくれる方なんですけど、10年越しぐらいでお会いして、今回作ってくださったので、自分の中では胸がいっぱいになりました」と微笑み、「どういうものが良いか皆さんで相談していた時に、明るい気持ちになるポップなものが良いということになり、あの踊りになりました」と説明した。













