
尾野真千子が演じるのは、作家・土橋風子。「少女小説」でブレイクした人気作家であり、時代の常識に縛られず信念を貫く姿が、珠を惹きつける。
【尾野真千子 コメント】
オファーを受けた時は複雑でした。もちろんうれしかったですけど自分がヒロインをやったことがあるということで。今なのかなとか色々考えてしまって。ですが、正直大阪局の制作の朝ドラということ、大阪に帰れるというのは本当にうれしくて。うれしいという自分の気持ちに答えたという感じです。
今回演じる土橋風子という役は、本当に自分の意思をちゃんと持った強い人だと自分の中で思っていて。そんな力強さを意識しながら演じられたらと思います。
【制作統括・村山峻平 コメント】
主人公・葉野珠が憧れを抱き、女性作家としての凄みを一番最初に意識した土橋風子役を発表しました。
土橋のモデルは吉屋信子さんです。彼女を知り、懐が深く、温和な一面がありつつも、内側の燃えたぎるものや相手を射抜くような確固たる考えを持つ、自立した人だったのではないかと思い、尾野真千子さんにオファーしました。
珠はその存在に影響を受けながら、新たな道を切り拓きます。
尾野さんが再び、大阪放送局の朝ドラの現場に戻ってきてくださり、石橋さんはじめ、キャスト・スタッフ大いに盛り上がっています。みなさんに早く映像を届けたい気持ちでいっぱいです。
本作の物語は、明治三十年(1897年)、主人公・葉野珠(はの・たま)は山口県の岩国に生まれる。実母は珠が2歳の時に亡くなり、父と後妻である継母によって育てられました。女学校を卒業後、代用教員として働き始めるが解雇され、故郷の岩国を追われることになる。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から、作家の道を切り開く。
しかし、世の中は価値観が大きく揺れ動く時代。大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産そして借金と、珠は、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合い、そうした中で、小説家として花を咲かせるのだ。
時には敵を作り誤解され、傷つけ傷つきながらも、自由を求めて生きることに正直であり続けた珠は、小説に思いを忍ばせることで、読む人に「幸せ」を運んでいく。
(※実在の人物をモチーフとしますが、大胆に再構成します。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません)




