WEB小説マガジン「fleur(フルール)」(KADOKAWA)で連載され、2013年にフルール文庫版が発刊、2018年に新書館ディアプラス文庫として新装版が発売された、大人の愛と性に迫った一穂ミチのBL代表作『ふったらどしゃぶり When it rains, it pours』。昨年1月に実写ドラマ化し、シーズン1が放送となり盛り上がりをみせた本作が、W主演として伊藤あさひ&武藤潤が続投し、シーズン2の放送が決定した。

一通の間違いメールがきっかけで、お互いの“性の悩み”を共有し合っていた萩原一顕(武藤潤)と半井整(伊藤あさひ)。衝動的に身体を重ねたふたりは、それぞれのパートナーとの別れを経て、ついに互いの想いを確かめ合った――。
あれから4ヶ月。大阪出向から帰ってきた一顕は、一人暮らしを始めた整の新居を訪れ、ついにふたりは“恋人同士”として結ばれる。
二人で囲む食卓、何気ない会話――愛おしくもどこかすれ違う日常の中で、一顕が抱える元恋人への想いや、整が募らせる小さな嫉妬、そして互いの家族との関係や過去の記憶が、静かにふたりの心を揺らしていく。
「恋をする順番」をすっ飛ばしていたふたりが、少しずつ、“自分たちだけの愛の形”を紡いでいく物語。

放送スタートを前に行われたトークイベントに登場した伊藤と武藤。タイトルにあるように、雨が降る生憎の天候の中での開催になったが、ファンとの久しぶりの対面に笑顔を見せた2人。
続編が決まった時の気持ちを、伊藤は「本当に嬉しかったですし、どこか肌感でシーズン2があるんじゃないか、と感じていたので、実現して本当に嬉しかったです。もっともっとシーズン3、4、5とやりたいと思うくらい楽しい撮影時間でした」と作品への深い愛を吐露。
武藤も「シーズン1を見て応援してくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいになりました。また一顕と整に会えるんだという嬉しさがありました」と語った。

シーズン1の反響について、伊藤は「こんなに愛されている作品に出演できていることが本当に嬉しく思います」、武藤も「色々なラブストーリー作品はありますが、あさひさんが相手役でめちゃくちゃ良かったです」と語り、お互いへの信頼感を覗かせた。

今作では恋人同士としてスタートする2人。シーズン1と比べた現場の空気感や変化について聞かれると、武藤は「シーズン1の初期よりも、シーズン2は最初からチームとしての結束力がある状態でスタートできました。2人で関係性を確かめ合いながら撮影に臨めました」とコメント。
伊藤も「シーズン1ではそれぞれのパートナーとのお話も多かったのですが、シーズン2は演じる時もオフの時もずっと一緒にいたので、強い繋がりを感じました」と近い距離感での撮影を振り返った。

シーズン1を経て、お互いに頼もしく思った部分や魅力について語る場面も。
伊藤は「すごく温かい内容のお話が多い中、武藤潤が演じる一顕だからこその温かみや優しさ、不器用な整を包み込んでくれるようなところが、本人からも伝わってきて、撮影中は助けられました。頼もしさを感じて、たくさん甘えさせてもらった部分があります」と絶賛。
対する武藤も「整はミステリアスで、何を考えているんだろう何を考えているんだろう』と“沼る”ような要素がたっぷりな人なので。あさひさんが演じることで、より一層整を見たくなる特殊な能力がすごく良いなと。あさひさんが放つミステリアスなお芝居がかっこよかったです」と互いをリスペクトし合った。

撮影現場でのお互いの一面について、まずは伊藤が「今回初めて知った一面なんですけど、潤が普段はご飯を結構食べるけど、撮影中は何故か朝に食い溜めして、それ以外ほとんど食べないという。朝に信じられないくらい炭水化物を食べてました」と明かすと、頷いた武藤は「朝、僕がすごく食べてた時に横にいましたもんね。おにぎり3つ、パン2つ、ゼリー飲料とか、すごく驚かれましたね。おにぎりを食べた後にパンを出し始めた瞬間に『まだ食べるの!?』って」とつっこまれていた様子。

一方、武藤は伊藤のモード切り替えの速さに驚いたと明かし、「待ち時間もずっと一緒に過ごしていたんですが、寝て起きて撮影して、っていうサイクルの切り替えがめちゃくちゃ早いんです!」と感嘆。伊藤は「眠くなっちゃうタイプなんです(笑)。でも仕事なので起きたらカッと切り替えないといけないですからね」とプロ意識を見せた。

さらに、シーズン2から登場する新キャストの話題に。一顕の母親役を演じる水野真紀との共演について、武藤は「“お母さん”でした。カメラが回っている時以外のところでも、スタッフさんが効率よく動けるようにしてくださって、お母さんらしさを発揮されていました」と振り返りながら、出会った瞬間の裏話を告白。武藤の特技の“手笛”を「グループ活動の方で披露したりすることがあるんですけど、水野さんはグループ活動の方も応援してくださっていてすごく嬉しくて。そこで挨拶をしようと思ったら『ほーほー』ってちょっとできてるんです!手笛だ!と思って嬉しかったんです」と笑顔で報告すると、伊藤も「出会った瞬間に手笛で交信したという話を聞いて、面白かったです」と語っていた。イベントでは武藤が手笛を実演する一幕も。

イベントでは、作品にちなんだゲーム企画も行われた。「お絵かき以心伝心ゲーム」では1つ目、2つ目のテーマが揃わない中、3つ目の「雨の日、2人でお家で過ごすなら何をする?」というテーマに対して、2人ともゲームをやっているイラストで一致させた。

「雨の中の伝言ゲーム」では、順番に雨音が流れるヘッドホンを着用し、相手が言っている単語を当てようと試行錯誤する2人に姿に、イベントは盛り上がった。

そして、マスコミ向けのフォトセッションでは、1話に登場するアイテムの“たらい”も登場し、和やかな雰囲気でイベントは締めくくられた。