
本作で脚本・監督を務めるのは、唯一無二の感性でオリジナル作品を生み出し続け、『ミッシング』(24)、『空白』(21) など観る者の心に鋭く切り込む“人間描写の鬼”𠮷田恵輔監督。本作は過去に囚われたまま大人になった2人の青年と、彼らの運命を静かに、しかし確実に狂わせていく“メンター”の存在を描く新感覚エンターテインメントだ。
公開13日間で動員21万人、興収3億2,500万円を記録し大台突破のロケットスタートを切った本作。大ヒットを受けイベントでは作品を複数回鑑賞した観客に質問する場面があった。2回以上鑑賞した人を尋ねると多くの手が上がり磯村は「ほとんどじゃん!」と驚きの声を上げる。さらに5回鑑賞した観客も多数いることが分かり、登壇者たちは「えー!」「すごい!」とびっくり。10回鑑賞した人を尋ねる際には「さすがにちょっと欲張り。欲張りすぎましたね」と笑いを誘いつつも手が上がると、𠮷田監督が「俺3回しか見てない」と口にする一幕もあり、末澤は多くのリピーターに「嬉しいっすね」と喜びをにじませた。
公開後の反響を尋ねられた末澤は「すごい近いスタッフさんとかはもちろんよかったよとか面白かったって感想くるんですけど」と切り出し、「何回か見たことあるなみたいな方とかも話しかけてくださって『mentor』見たよみたいな。誰なんだろうと思いながらもそういう声かけをしてくださったりとかしました」と普段あまり接点のないスタッフからも反響が届いていることを明かした。
さらに「僕の母親も5回以上見てくれまして毎回号泣してるという連絡が来ておりました」と告白。共演者から「親孝行だね」と声をかけられると「ありがたいです」と喜んでいた。
またこの日は作品のキーカラーである“赤”を衣装に取り入れて登場した3人。末澤の衣装にも赤があしらわれていたがその控えめな取り入れ方に「さりげなさすぎない?」との声が上がると、末澤は「メンバーカラーが赤で、普段着ること多いんで」と説明。すると磯村から「今日ぐらい最後のシーンの“真っ赤”で来てほしかったわ」とリクエストされると「着替えてきましょうか?」と返答し和やかな掛け合いを繰り広げた。
続けて海外映画祭現地での舞台挨拶で末澤が観客に愛情を伝えたことも話題に。磯村が「一番かっさらってました。愛してるって言ってたでしょ。アイドルだなと思ったもんね」と切り出すと、末澤は「いやいやいやいや、アイドルとかじゃなくて事実ですから。思ってるから出ちゃった」と説明した。
磯村は「日本での舞台挨拶絶対言わないじゃん。最後に締めの言葉で『大好きだよ』なんて言わないじゃん」と指摘。末澤が「それはおかしいじゃないですか」と返すと、「今日はだから締めありますからね」とこの日の最後のあいさつにも期待を寄せ末澤は「よくないですよ」と笑っていた。
続いて作品のキーポイントの一つである“ハグ”にちなみ人生で最も記憶に残っているハグを聞かれると、磯村は撮影現場でのハグに触れ「現場終わっての女優さんとのハグとかあって控えめな方もいればたまにハグ慣れてらっしゃる方もいて、この人って帰国子女だったかなと一瞬考える」と経験を語り「それに出会った時、結構嬉しくなる」と笑いを誘った。
一方、末澤はグループのメンバーとのハグを聞かれると「一切してないですね」と即答。「ただデビュー発表した時にみんなでハグした時は覚えてはいますね、嬉しい気持ち」と明かし「今後味わうことのない経験」としみじみ話した。
さらに今回が本作最後の舞台挨拶となることからMCが磯村と末澤にハグを提案。2人は即興で芝居を始め、磯村が「おれたちここまで来たな」、末澤が「ようやくここまで来れたな」と言葉を交わし「それはお前がいてくれたからだ」「おれも勇斗がいてくれたから」と続け最後は互いに「ありがとう」と感謝を伝えながらハグを交わした。
その後、末澤は「これなんなんすか」と照れながらツッコミ。磯村は「力強くハグしてきた」と感想を口にし、末澤も「伝わるものはあるなと思いますね強さでね」と笑いながら話していた。







