本作は錦織敦史が監督・脚本・キャラクター原案を務め、CloverWorksがアニメーション制作を手がける完全オリジナル映画。宇宙人の少女と公務員が友だち探しに奔走する『エリィアンズ』、ギャルたちがゲームの勝者を巡って争う『夜露死駆★少女』、ヴァンパイアと3人の少女が荒廃した世界を旅する『ノクターン〜このグロテスクな夜に〜』の3作品で構成される。

公開初日となるこの日の舞台挨拶には『ノクターン〜このグロテスクな夜に〜』で声優を務めた4人が登場した。
ついに全国公開を迎え井上は「今まで何度も舞台挨拶だったりこの映画についていろんなインタビューを受けさせていただいて作品の魅力をお話しする機会が多かったんですけど、まだ公開されていないから『これを言っても伝わる人が少ないんだよな』ってちょっともどかしい気持ちも抱いていた」と告白。続けて「やっと今日公開したということで魅力をたくさんの皆さんと一緒に共有できるのがすごく嬉しいです」と喜びを語った。
中西は「さっき見ていた中の人『この人たちか』みたいな」と観客の視点を想像しながら「シオンもすごく素敵な子なので、その子のようにシャンとして背筋を伸ばしてこの場に立たなきゃって緊張感を持っています」とコメント。一方、一ノ瀬は自身が演じたモモと「4人の中で一番キャラクターと性格が似ている」といい、「皆さんがどっちがどっちかわからなくなっちゃうんじゃないかな(笑)」と冗談交じりに話し「似ているからこそのこっぱずかしさ」と照れ笑い。
また冨里は「初日なのにめちゃくちゃ今日鼻声でちょっと申し訳ないですけど」と恐縮しつつ「でも見ていただいた通りかな。よかったでしょ?みたいな感じで(笑)」と茶目っ気たっぷりに語った。

そんな4人を声優に起用した理由について錦織監督は自身が10年以上前から乃木坂46のファンであることを明かしながら「乃木坂の持っている性質というか雰囲気がこの作品の疑似家族であったり共依存みたいな部分を感じさせるものを持っている」と説明。「その絆というか家族感みたいなものがこの作品に入ってきたらとてもいいものになるんじゃないか」とオファーに至った経緯を語った。
井上が演じたアヤメについては「一番難しい役だった」といい井上の演技力を信頼していたことから「半分は井上さんの成分みたいなものがアヤメというキャラクターになっていった」と告白。これに井上は「アヤメのセリフってどのセリフもすごく重いんですよね。意味のない部分があまりない」と役作りの難しさを明かしつつ「私の成分ってどういうところなんでしょうか?」と興味津々。監督は「外から見ると何を考えているのかなみたいなところも少し感じる」とミステリアスな雰囲気や芯の強さを挙げ井上の魅力が役に反映されていたことを伝えた。
また中西については「女性の芯の強さみたいなものがしっかり入っている」と評価し「中西さんの声がとても好きなんですよ」と突然の告白も。中西は「嬉しいです!」と喜び「ファンの方からもたくさん声が聞けて嬉しかったと言ってくださることが多かった。まさか監督から同じセリフが聞けるとは」と感激した様子を見せた。
さらに一ノ瀬については「モモはもうずっと一ノ瀬さんで」と話し「そのままで演じてくれるってなかなか狙ってできることじゃない」と絶賛。アフレコで徐々に調子を上げていく姿を「天才型」と称賛した。
そして冨里については「声が良い。素晴らしい」と絶賛。冨里の息を多く含んだ声質が作品に独特の空気感をもたらしたといい「『考えないようにする』みたいな」とイジると会場からは拍手が、冨里は「知ってくださってたんですか!?」と驚きながらも嬉しそうな表情を浮かべていた。

今後挑戦したい役柄の話題では一ノ瀬が「私はゴリゴリバトル系がやりたいです!」と宣言。「小さい時からバトルもののその人にしかない必殺技に憧れてきた」と目を輝かせ、必殺技の例として「かめはめ波!」を挙げると、司会者から「それはダメでしょうよ!一番有名なんだから」とツッコミが入り会場を和ませた。
井上は「小さい時からの夢で変身したい」と打ち明け「一部分だけが光ってパン!って可愛い洋服に変わって魔法なんかも使えたら」と憧れを告白。さらに「自分とは真逆のキャラクターをやってみたい」と話し明るいキャラクターにも挑戦したいと意欲を見せた。
一方、中西は「男の子の役とかやってみたい」と希望し「少年の解像度って私ちょっと高いんじゃないかって自負があります」と自信をのぞかせた。冨里も少年役への興味を明かしたほか「ヒロインとかもやりたいんですよ」とコメント。「おとなしくてもじもじしちゃうような、周りに振り回されちゃう女の子」を演じたいといい「いつも私がみんなを振り回しちゃってるので逆の役をやりたい。振り回されてみたい」と笑いを誘った。
それぞれの希望を組み合わせて司会者が一つの物語を提案すると、錦織監督は「アニプレックスさんに頼みましょう」と応じ4人の新たな声優挑戦に期待を膨らませた。

作品のキャッチコピー『衝撃のコレクション、遂に開幕』にちなみ、最近衝撃を受けた出来事を発表する場面も。一ノ瀬はカレーチェーン店「CoCo壱番屋」が大好きで、多い時には週2〜3回通っていることを明かし「CoCo壱を食べられる日は1日中トッピングの組み合わせで頭がいっぱいになるぐらい好き」と熱弁。そんな中同期の五百城茉央と夕食の相談をした際に「人生で1回も食べたことがない」と言われたことに驚いたという。すると冨里も「私も食べたことない」と告白し、一ノ瀬は「えっ!」とさらに衝撃を受けた様子で啞然としていた。
中西は夜にお腹が空いて冷蔵庫からクリームチーズを取り出したところ「マイタケみたいなカビが生えてた」と驚きの出来事を報告。「完全に花が咲いてた」と衝撃的な状態を説明し夜中に絶叫したというエピソードで周囲を驚かせた。
また井上は10歳年下の小学6年生の弟にいつの間にか身長を抜かれていたことを告白。「いつ声変わりしたのかも知らなくてもう声変わりしてました。電話すると上の弟とどっちかわからないぐらい」と成長の早さに驚き「弟の成長を見られなかったことがショックで全部見たかったって思っちゃいました」と姉としての思いをのぞかせた。
最後に冨里は「最近とあるものを買っちゃいまして…卓球台を買っちゃったんですよ」とまさかの買い物を報告。だが大きな卓球台を購入したものの「もしかしたら家に入らないかもしれない」と不安を明かし「もし入らなかったら誰か受け取ってくれる?」と呼びかけて笑いを誘っていた。