――殺陣やアクションの稽古にも力を入れているとか。ご自身でもアクション系の作品に携わりたい気持ちがあるんでしょうか
- ありますね。まだまだ練習中で完璧ではないですけれど、将来はそういった映画で自分もアクションに挑戦したいです。
――他にも挑戦してみたい役どころがあれば教えてください
- 内気な女の子とか。闇を抱えているというか、表裏がある役をやってみたいですね。
――今田さんの視点で、今回印象に残っているシーンは?
- アキが正樹たちを「おい、お前ら!」って一喝してから、「高菜チャーハンでいいやろ?」って言う、ちょっとクスッとするシーンがおもしろいと思いました。あとはアキが正樹と屋上で話すシーン。アキが厚成の彼女なんだっていうのが全面に出ていたなというので印象的ですね。
――ここからは今田さんご自身のお話を。デビューのきっかけを教えてください
- もともと福岡のモデル事務所にいたんですけど、ずっとお芝居がしたくて東京に出てきたかったんです。そんな時に今の事務所の社長さんに熱心に声をかけていただいのがきっかけで決心して上京しました。
――もともとこういうお仕事に興味があったんですか?
- 高校の時にモデル事務所の方から声をかけていただいた時は、絶対にモデルになりたいという気持ちはなくて興味本位でした。お仕事させてもらっていくうちに徐々に興味が湧いたという感じです。
――小さい頃はどんな子供でしたか?
- 結構人見知りな女の子でした。実は今も人見知りなんですけど……(苦笑)。インドアってわけじゃなく、自分から話しかけるが苦手な子供でした。
――周りからはどんな性格だと言われますか?
- 周りからは「鈍臭い」って言われますね(笑)。あんまりテキパキしていないというか、鈍いところがあって突っ込まれることが多いです。
――最後にファンの方に向けて映画の見どころをお願いします
- 男の友情が描かれている作品だと思うので、男性の方にはアクションや迫力のあるシーンを観ていただきたいですし、女性の方には、男の友情ってこんなにかっこいいんだというところと、アキの見守る視線で観ていただけたらと思います。
カメラ:秋葉 巧、文:水出綾香