――今回の『デメキン』はヤンキーアクション映画。出演が決まった時の気持ちは?
私がやらせていただいたアキは、アネゴ肌でみんなを見守る役でした。普段の私は全くそういう性格じゃないので、最初は“できるかな”という不安もありました。
――確かに劇中のアキと今田さんとはギャップがあります。どういう役作りをしましたか?
ありがとうございます。役作りは昔の映画で『ビー・バップ・ハイスクール』という作品を観て、雰囲気を想像するところから始めましたね。
――アキが博多弁で正樹(健太郎)に語りかける屋上のシーンも印象的でしたが、今田さんは福岡の出身ですね。
そうなんです。キャラクターは全然違うけれど、博多弁だったというところに救われました(笑)。

――圧倒的に男性ばかりの現場。撮影の雰囲気はどうでしたか?
本当に男の人ばっかりで、ケンカの殴り合いのシーンは迫力がすごかったです!作品はもちろん、現場も迫力満点でした。
――中でも印象に残っているシーンはどこでしょう
ボコボコにされた厚成(山田裕貴)がさらにボコボコにされて、窓から投げ落とされるっていうシーンがあるんですけど……、信じられないくらいの衝撃でした(苦笑)。傍から見ていて、リアルに怖かったです。
――その厚成役の山田裕貴さんですが、今回共演してみての印象は?
カメラが回ってない時は、『デメキン』のすごくヤンキーな感じとはまた違って、スタッフさんと楽しそうにお話していたり、オンとオフがはっきりしている方だと思いました。