――放送中のドラマ『シナントロープ』に志沢匠役として出演されています。既に撮影は終えられたそうですが、振り返っていかがでしたか?
良い夏を過ごした感じです。グルーヴ感がすごくあって、僕もそれにちょっと混ぜてもらいながら、すごく楽しい撮影期間でした。
――「作品世界に浸れています」というコメントもありましたが、印象的な出来事はありますか?
夢に『シナントロープ』のメンバーしか出てこなくなっちゃった1週間があって、あれはしんどかったですね……(笑)。どこにいても仕事モード、みたいな。でも、それはつまり作品世界にどっぷり浸かっていることの証明でもあると僕は信じているんですけど、そういう出来事はありました。
――共演者の方から吸収できたことは何かありましたか?
コミュニケーション能力は、やっぱり皆さんすごいですよね。本当にお上手で、コミュニケーションの勉強になりました。
――まもなく最終回ですが、見どころを教えてください
すごく細かく散りばめられた伏線を完璧に回収する最終回となっているので、楽しみに待っていただければと思います。で、見終わった後にもう一度最初から見たら、そんな細かいところまで伏線が張られていたんだ、と気づけて面白いかもしれません。


 

――さらに、12月5日より公開となった映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』には鹿沼稔役で出演し、こちらは沖縄でのオールロケだったそうですが、いかがでしたか?
沖縄は初めてだったんですが、温かかったです。あとは風が強くて、『WIND BREAKER』は風がすごく強い街の話なので、ちょうど良かったんだなと思いました。撮影では風の強さプラス、大きい送風機も使っていたので、何を言っているのか聞こえないぐらいで、とりあえず声を出しておこう、みたいな謎空間で楽しかったです。
――鹿沼として注目してほしいシーンはありますか?
防風鈴と獅子頭連がぶつかるバトルシーンですね。かなり見応えがあるものになっていると思います。
――アクションにも挑戦されていますが、撮影はどうでしたか?
アクションも初めてだったので、ある程度レッスンをしていただきました。意外と投げ飛ばされるのは得意なほうかもって思いました。
――アクションを覚えるのはダンスと通ずるものがあるのかなと思いますが、いかがでしたか?
まさに振りを覚える感覚でした。僕が演じる鹿沼は、綱(啓永)さんが演じていらっしゃる蘇枋(隼飛)と戦うんですけど、投げ飛ばされた後に、相手は動かないのにぐるぐる振り回されている、というアクションがあって、体幹を使いました。どこまで上手くできていたのかは何とも言えませんが、体幹を鍛えていて良かったなと思いました。次はこの動きで、という流れは振りを覚えるのと結構似ているなと思ったので、ダンスの経験がそういうところで生きていますね。
――蘇枋を演じた綱さんはどんな方でしたか?
綱さんは、良い意味で最後まで掴めない方で、先輩に対して失礼かもしれませんが、ナイスガイな方でした。あとは疲れを見せないというのがプロだなと思いました。僕はゼーゼー言っているのに、綱さんは疲れを見せず笑顔でやってらっしゃるのが、ただただすごいなと思いました。


 

――2025年を振り返り、どんな1年になりましたか?
来年の3月で大学を卒業することもあり、これからどうしていくかを考える1年だったなと思います。どうお仕事をしていくかみたいなことは常々考えているんですけど、でも結局スタンスはあまり変わらないよね、という結論になってきていて。1年考えただけなのでこれから変わると思いますが、意欲的な姿勢は変えずに、自分のスタイルを守り抜きながらお仕事をしていきたいですし、それが続いていく中で、楽しいなって思える方向にもっと体を持っていけたらなというのを想像する1年でした。
――その想像がこれから実現に向かっていくわけですね
絶対に実現させようという気合いを入れ直す1年ですね。
――2026年の抱負はありますか?
基本的には自分を変えずに、ではありますが、あまり自分の意欲が周りに知れ渡っていないと思っていて、想像以上に意欲的なんだというのをちゃんと見せていきたいというのはあります(笑)。気づいてもらえないところがあって、それは気づかせられない僕も悪いんですけど、そういうところをしっかりやっていきたいです。
――今後、演じてみたい役や出演してみたい作品はありますか?
色々ありますね。『イクサガミ』も出たいし、『アベンジャーズ』も出たいし、あげだしたらキリが無いですね。もっと具体的に色んな人と話しながら、色んなことを進めていけたらなと思っています。近いところから遠いところまで行くぞ、という気持ちです。
――ありがとうございます。最後にファンの方へ向けてメッセージをお願いします
いつも応援していただきありがとうございます。こんな感じなんですけど、すごい楽しいことを待ち望んでいるし、めっちゃぶちかましたいという感じがあるということを知ってもらえたらという想いです。


撮影:泉健也
ヘアメイク:哲平