――舞台に以外にも藤原さんが手がけられているものはありますか?
今、グッズとかもどうしようか悩んでいて。だから、(大西)流星ってすげえなと思います。物によっては1年前から発注しないといけないものとかあったりするので、あれやりたい、これやりたい、でもこれは時間がかかるから間に合いません、とかあって、「流星っていつもどうしてるんですか?」って聞いたら、「大西さんはもう来年のグッズについて打ち合わせしています」と。そう思うと流星の見えない努力というか、改めてメンバーの凄さが自分の舞台をやりながら感じられました。
――舞台の構成からグッズの内容まで考えていることがたくさんあるかと思いますが、普段、アイデアはどういう時に浮かぶことが多いですか?
この日は休みだからアイデアを考えようとかはなくて、年がら年中、普通に喋っていて面白い!と思ったら全部メモしているのが、高校ぐらいからずっとやっていて習慣づいています。だからこそ今回も舞台をやるとなった時にメモを遡って見たら、これええやん!って。メニュー表をただただ見ている感じで、これ頼もうって感覚でやっています。
――ちなみに、メモは今どれくらいあるんですか?
意味分からないやつも山ほどあるんですよ(笑)。全部が全部ネタじゃないんですけど、今、ざっと見るとメモ機能を使っているだけで1026件あります。パッと見たら「夏休みあるある」とか書いてある。スタンプラリーとか(笑)
――元々メモ魔だったのでしょうか?
それに近いかもしれません。高校の時からやってると言いましたけど、そんな頻繁ではなかったんです。よりメモするようになったのが、SHOWROOMをやっている時に、前田(裕二)さんがメモの本を出していて、その時に、自分がやってることって正解やったんやって、大事さを改めて知りました。自分がやってることって大丈夫かな、合ってるのかなって思う時はあるんですけど、やっていくうちにやってて良かったって自分で分かる瞬間もあるし、それをやって成功している人を見ると、自分は成功の道を辿っているのかなと思ったりします。
――タイトル通り、藤原さんの日常の積み重ねから作られる舞台になりますね
あとは今回「家族」をテーマにしようと思っています。実際の僕の家族は出てこないんですけど、「丈くんがよくラジオやブログや雑誌で言っているエピソードだ」とか、少しでもファンの皆さんが「あの時のあれなんやろうな」とか感じてもらえたら。もちろん0で来てくれる方も楽しめますが、ファンの皆さんのための舞台という感じです。
――言葉で届けてきたものが具現化できる機会と言いますか
そこは難しさもあるんですけど、関係者の皆さんのお陰で、やりたいと言ったら実現させてもらえました。SNSとか色んなコンテンツで届けようと思えばなんぼでも届けられるんですけど、今回は皆さんに実際に来ていただいて、その公演でしかないものを届けたいなと。日々の自分のテンションもあるだろうし、ライブも一緒ですけど、絶対に同じ公演はないので、1公演1公演、その日の全力を出したいですね。
――一人舞台に挑戦された先輩方はいらっしゃいますが、藤原さんが思う自分の色は何だと思いますか?
多方面に色んなことにチャレンジすることと、あとは野球が自分の色だなと思います。コメントにも出した通り、野球ネタは絶対入れると宣言したので。野球でも予告先発とかありますし、言わなかったとしても、入れるでしょうねって感じですけど(笑)。常にファンの皆さんに喜んでもらえるのはもちろん、想像を超えられるようなエンタメを出すのが自分の色だなと思っています。あとは、SNSだと最近ではKing & Princeの『Theater』の海ちゃん(髙橋海人)のやつも。あの後、海ちゃんに会ったら「ありがとうございます!」って喜んでくれていて。「こちらこそやで」って感じですけど。
――本人には伝えていなかったんでしょうか?
一応キンプリに許可は取ってますよ!(笑)。でも「踊った動画をあげるらしいよ」としか聞いてなくて、「全然良いですよ」って言って、まさか蓋開けたら新世界でただただ踊る頑張り屋の関西人という(笑)。ああいうのってタイミングとスピードが大事なので、この舞台期間中にも色々バズったりしたら、いかにそれを吸収してすぐに出せるか、アンテナをビンビンにして舞台に取り組みたいです。
――『Theater』はかなり話題になりましたよね
ああいうのを上げた後、すぐに色んな人から連絡が来るんですよね。(KEY TO LITの)佐々木大光からも「丈くん、さすがっす!」って来たり、全然関係の無い俳優の友だちからも「観たよ笑笑笑」とか連絡が来て、やっぱり嬉しいですよね。それがきっかけでなにわ男子のSNSも見てくれたら嬉しいですし。
――藤原さんはトレンドやバズへの感度が高いイメージがありますが、いかがですか?
僕だけじゃないですよ。なにわSNSチームが「これどうですか?」と言ったり、俺がこれやりたいですって伝えたら「じゃあこの日グリーンバックがあるんでやりましょう!」みたいな。キンプリの『Theater』も撮った2、3時間後ぐらいに上がってるんです!編集技術も、逆にちょっと透けてるぐらいが面白いよね、と。そこはうちの大西先生もいらっしゃるので、大西先生が軸となってやっています。まじで流星の存在はでかいですね。
――この舞台でも相談に乗ってもらうこともありそうですね
もちろん自分でやりますけど、メンバーもいて、頼れる人もたくさんいるというのは自分の強みでもあります。今まですごく助けていただいた先輩にも色々聞いたりできるし、逆に後輩にもアドバイスをもらえることもたくさんあります。最近の関西ジュニアは皆、ネタ作りがすごいので、その辺りも色々チェックしてもらえたらと思います。『If or・・・』に負けじと、というわけではなく、あれは村上くんにしかできない舞台なので、藤原丈一郎にしかできないような、この舞台を違う人がやっても成立しないよねって言っていただけるような舞台にしたいです。
――村上さんの背中を追って後に続くのが藤原さんなのが、何の違和感もなく受け入れられそうですね
周りのスタッフさんも、そういう言葉を言ってくださる方が結構いらっしゃったんですよ。『青木さん家の奥さん』をやった時に「丈がプロデュースした舞台を観たい」と言われて、それは別に誰かをプロデュースするとかではなかったんですけど、その時は「まだ出る側で居たいです!プロデュースだけやと嫌です!」って話していて(笑)。デビューしてからチャレンジ精神がすごく芽生えてきたというか、毎年チャレンジしたいなという想いがあったので、30歳という良いスタートになれば良いなというのと、舞台もそうですし、色んなことにチャレンジしていけたらなという想いです。

撮影:泉健也
ヘアメイク:miura(JOUER)
スタイリスト:大内美里(Emina.)