
――横山さん以外にも、そうそうたる俳優さんたちとの共演となりました。撮影中はどのようなお話をされましたか?
- 科捜研チームとは濃かったですね。エンケンさんとは、毎日のように「夜ご飯なんだった?」って聞かれて、それに答えるのがルーティンになっていました。小手(信也)さんは役では悪役って感じですが、現場では明るくしてくださっていたので、俳優さんってオンオフの切り替えがすごいなと思いました。まりかさんとは、「自分もいつかは主演とか主役をやってみたくて、お芝居の考え方はどういうふうにされているんですか?」と聞いた時に、「色んな役を経験して、色んな役者さんと会ってどんどん変わっていた」と言われていました。
――皆さんのお芝居から勉強になる部分も多かったと思います
- 生で見るお芝居からすごい刺激を受けて、撮影現場にいるからこそ分かる皆さんのすごさは感じました。撮影で同じシーンを撮影していても、なぞることなく、こっちの感情まで揺らぐぐらいのお芝居をされていて、自分もそれができるような俳優になりたいなと思いました。
――ちなみに、松本さんに「まだまだ子どもだね」と言われたのはどんなシチュエーションだったんでしょうか?
- まりかさんや横山くん、エンケンさん、さくらさん(島袋寛子さん)もいて、僕がパソコンを触っていて皆さんがのぞき込むシーンがあるんですけど、僕の手がすごく若々しかったらしく、「まだまだ子どもの手してるじゃん!」「生まれたての赤ちゃんだね!」と言われて。「じゃあ(佐藤)大空はどうなんですか?」って聞いたら「大空は天使だよ」って(笑)
――大空くんとの現場でのエピソードはありますか?
- 大空くんは僕の癒しの存在で、2ショットを撮って、それをロック画面にしています(笑)。大空くんは、あやとりとじゃんけんをしてくれる人は全員好きって言っていて、だから大空くんといるシーンはほぼほぼ現場でじゃんけんしていました(笑)。ドラマを見ていてもあやとりをしているシーンや、横山くんとじゃんけんしているシーンもあって、可愛いなと思いながら、小学1年生でこれだけお芝居できるのもすごいなと思いました。
――大内さんの思う、倉田の注目してほしいポイントはありますか?
- 師匠の真似をするシーンがあるんですけど、台本には無くて、アドリブなんです。いつかは真似したいと思っていたのが、師匠が白衣を着て「では、始めましょう」と言う一連の流れで、監督に「真似したいです」って相談したら「良いね!」となりました。僕だけするもなんなので、撮影の時にはさくらさんと一緒にやりました。第2話で師匠が「では、始めましょう」って言う後ろで所長も一緒にやっているシーンがあって、それを見て全員でやったら面白いんじゃないかと思ったんです。最終話では全員で白衣を着るシーンがあり、見たかったシーンが再現できました。
――アイドルとしての現場と俳優としての現場で、何か違いは感じましたか?
- ドラマの撮影期間と年明けのライブが重なっていた時があって、パーマを当てているとどうしても役が染み付いているので、アイドルとしてステージに立つ時に、すごく役が邪魔してきましたね。ストレートアイロンで、ちょっとパーマを落としたりしていました。
楽屋に居る時も、ライブの現場では見慣れたメンバーがいて気軽さがあったんですけど、ドラマの現場ではドラマでしか見たことのなかったキャストさんたちが楽屋にいるのが見慣れなくて、その人たちと喋ってるんや、と思って多少の緊張もありながら、喋れる時間は今しかないなと思って、貴重な時間になりました。
――それぞれでの現場で気をつけていることはありますか?
- ライブではファンの人と目を合わせるのは自分の中で基本なんですけど、ドラマだとカメラ目線をしてはいけないので、絶対にカメラと目を合わせへんぞ!という気持ちでした。精神力が要りました。
――倉田は「師匠」として志織のことを崇拝していますが、大内さんが崇拝・尊敬している方はどなたですか?
- 憧れの先輩は山田涼介くんと道枝駿佑くんです。お二人は、恋愛の映画やドラマに出ていてすごいなと思いますし、僕も第7話で恋愛にちょっとだけ触れた時に、やっぱり難しいなと思いました。科捜研のシーンではちゃんとできるのに、恋愛の部分になった時だけ、これでいいのかな?と困ってしまって。そういう作品をやってきている山田くんや道枝くんはやっぱりすごいなと思いました。
――ご自身としては恋愛ものに挑戦していきたい気持ちはありますか?
- やってみたいですね。すごく難しいのは今回体験して思い知りましたけど、自分の苦手な分野が分かったからこそやりたいなと思いました。
――今後、こういう俳優さんになってみたいという展望はありますか?
- いつか刑事ドラマをやってみたいです。それを思ったのが、所長のスーツ姿を見てかっこいいなと思ったからで、刑事役としてスーツを着るのもかっこいいなと。いつか刑事ドラマに、事件解決の鍵となる役として出演したいです!
――それで言うと横山さんは過去に数々の刑事役を演じられていますが、もし横山さんに刑事役の極意などを聞けるとしたら、どんなことを聞いてみたいですか?
- 刑事は犯人を捕まえるぐらいの力は要るから、ドラマとかでも体作りをどうしているのかは気になります。刑事ドラマをやるとしたら、体作りのやりがいがありそうだなと思うので、やりたいですね。
――『元科捜研の主婦』は大内さんにとって特別な作品になりましたね
- どんどん台本をもらっていくごとに終わりが近づいてきているなと感じましたし、話数ごとに台本の色が違っていて、最終話は綺麗な虹色になっていたので、いよいよ最終話なんだと思いました。初めての連続ドラマレギュラー出演だったので、台本は家宝です。それを持っているのは世界に数人しかいないんですよね。そう考えると、大事だなと思います。




