本作は、圧倒的≪強者≫である検察に、≪弱者≫である一般人の寄せ集め=検察審査会メンバーが、ジャンヌ・ダルクが革命を起こしたかのように、事件に隠された巨悪の存在に立ち向かっていく痛快なエンタメ司法ドラマ。

審査補助員として剛太郎(玉木宏)をサポートしていく生真面目な弁護士・近藤ふみを演じる桜井は「人と距離を取って深く関わらないようにして、淡々と仕事をこなす弁護士に見えるけど、実は誰よりも情熱を持って弁護士という職業に取り組んでいる、とても真面目で真っ直ぐな弁護士」と自身の役について説明し、「ふみの真っ直ぐさ、決めたことを絶対に成し遂げてやるぞっていう気持ちはすごく共感できます」と語った。
その反面、シャッターを下ろすのが早いと続け「人と話してる時に余韻を楽しむ時間がゼロで要件伝えて終わりなのが、ちょっと人としてどうなのかなっていう部分がある」とぶっちゃけた。

そして本作の注目ポイントを聞かれ「検察審査会は動物の名前がどこかしらについた11人で構成されているんですけど、その中に推しメンがいる」と切り出し、「追い追い出てくる鳥がいるんですけども、本当にキャラクターが濃くて魅力的なんですが、面白すぎて撮影にならなかったシーンがあった」と打ち明けた。続けて「イチオシの鳥がいるので、私のポイントはそこです。でも、ほんとに個性豊かな動物たちが…」と話すと、共演の音尾から「動物ドラマじゃない!」とツッコまれる場面も。

さらに、2024年自分の中で革命を起こしたいことの話題になると「2年前ぐらいからストロング女子になるって決めてる」と話し、「今年は戦える女になりたい。キックボクシングを頑張って、強い女になりたいと思います」と笑顔で抱負を語った。
最後に本作について「ドラマを見終わった後に自分ってこうだったなとか自分と向き合うきっかけだったり、勇気をもらえるような結末になっているんじゃないかなと思うので、ちょっと背中を押していただけるようなドラマにはなっているんじゃないかな」と話した。