JO1は2024年より、コンセプチュアルなライブ「JO1DER SHOW」をスタート。『JO1DER SHOW 2026 ‘EIEN 永縁’』では、これまでJO1が紡いできた縁や運命と共に前へ進む決意を、“永縁(EIEN)”という世界に見立てて表現。また、ライブ全体をひとつの物語として描き、映像やVCR、ステージ演出を通して“永縁(EIEN)”の世界を紡いでいく。
デビュー前のメンバーそれぞれの道のりを辿るようなオープニング映像から、幻想的なサウンドと壮大なスケール感が魅力の楽曲「Venus」で幕開け。没入感あふれるパフォーマンスで、会場を一気に“永縁(EIEN)”の世界へと引き込む。

冒頭は、「ICARUS」「MONSTAR」「Design」と儚く繊細でありながらも芯の強さを感じさせる楽曲を、本公演ならではのアレンジでお届け。JO1のライブではお馴染みのバンドによる生演奏が、サウンドにさらなる奥行きと臨場感を与え、“永縁(EIEN)”の世界観をより鮮やかに描き出す。
最初の挨拶では、名古屋出身メンバーの木全翔也が「ただいま!」と呼びかけると、客席から「おかえりー!」と大きな歓声が。同じく名古屋出身の佐藤景瑚は「帰ってきたぞー!」と声を弾ませ、ご当地CMのフレーズを交えながら会場を笑顔と歓声に包みこむ。念願だった初のバンテリンドーム ナゴヤ公演への特別な思いが伝わる、地元ならではの温かなひとときとなった。
続く5曲は、ダークな印象を与えるステージング。「Fairytale」は、名古屋公演で新たにセットリスト入り。 「Phobia」とマッシュアップされた特別バージョンで披露。アウトロでは、会場中央のセンターステージで、川尻蓮が白岩瑠姫の首元に噛みつき、“闇堕ち”を思わせる衝撃的なラストに。会場は悲鳴にも似た歓声とどよめきに包まれ、物語は一気に闇へと染まっていく。
VCRが明けると、アリーナにバイクに乗った木全が登場。クールに外周を走り抜けてステージへ向かうと、與那城奨と佐藤景瑚は客席からサプライズ登場。川西拓実は、東海地方で親しまれるラーメンチェーン「スガキヤ」のキャラクター・スーちゃんの人形を片手に、すべり台を勢いよく滑り降りる。4人によるドームツアーオリジナルユニット曲「LA CHA CHA」を披露すると、ポップでコミカルなステージに途中から他メンバーも加わり、全員で綱引きを繰り広げるなど、ドーム全体が笑顔あふれる和やかな空気に包まれた。
金城碧海と河野純喜のユニット曲「SLOW」では、女性ダンサーとの妖艶なダンスや、大人の色気あふれる表情で観客を魅了。さらに名古屋公演で新たにセットリスト入りした「ひらく」は、昨年公開された豆原一成主演映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』の主題歌として、シンガーソングライター秦 基博が書き下ろしたバラード曲。河野のピアノ演奏で情感豊かに歌い上げると、客席からは温かな拍手が送られた。

ライブはいよいよクライマックスへ。川尻、白岩、豆原によるユニット曲「ENEMY」で怒涛の終盤に突入。和の世界観と攻撃的なラップが融合したステージで、全身を使ったエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げ、その勢いのまま、次々とダンスナンバーを披露し、会場の熱気をさらに高めていく。そして本編の締めくくりには、與那城が鍛え上げた身体を躍動させながら力強く和太鼓を打ち鳴らし、「HandzIn My Pocket」をパフォーマンス。沖縄の獅子舞や大きな和太鼓も加わり、重厚感を増したサウンドと圧巻のパフォーマンスで、会場のボルテージを最高潮へと押し上げた。
熱狂冷めやらぬなか迎えたアンコールでは、メンバーが5基の大きな気球型バルーンに乗ってサプライズ登場。ドームの5階席まで埋め尽くしたJAM(ファンネーム)一人ひとりと目を合わせながら、笑顔でコミュニケーションを交わした。

2日間の公演を終え、メンバーからメッセージ。金城は「こうして初めての場所でライブができて、JO1として活動できているのも皆さんのおかげだし、どんな日々も一緒に乗り越えてくれるメンバーがいてくれるから、僕という存在があります」と改めて感謝を伝え、佐藤は「バンテリンドームナゴヤでライブができて本当に嬉しいです。またここに絶対戻ってきます」と力強く語った。そして、11月18日(水)に11枚目のシングル『AAO』をリリースすること、さらにタイトル曲「IGNITE」がTVアニメ『東京リベンジャーズ』三天戦争編オープニング主題歌に決定したことをサプライズ発表。約1年ぶりとなるシングルリリースに、会場からは大きなどよめきが起こる。
公演のラストは、木全が作詞作曲に携わり、ドームツアーのために書き下ろされたスペシャルソング「EIEN」を披露。これまでのツアータイトルやグループの歩みがちりばめられた歌詞を、メンバーはエモーショナルに噛み締めながら歌い上げる。
多彩な楽曲を、それぞれのステージならではのパフォーマンスで披露し、JAMとの“縁”を紡ぎながら、未来への飛躍を誓う姿を見せたJO1。メンバーたちは口々に「終わってほしくない」と終演を惜しみ、JAMとの“永縁(EIEN)”を胸に刻みながら、魂を込めた圧倒的なパフォーマンスでドームツアーを締めくくった。