10月11日(金)にスタートした『ライオンの隠れ家』。本作は、柳楽演じる市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(こもり・ひろと)と坂東龍汰演じる自閉スペクトラム症の美路人(みちと)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス!柳楽は今作がTBSドラマ初主演となる。
柳楽、坂東、子役の佐藤大空のほか、齋藤飛鳥、柿澤勇人、入山法子、岡崎体育、尾崎匠海(INI)、平井まさあき(男性ブランコ)、森優作、桜井ユキ、岡山天音、でんでん、向井理という個性豊かなキャストが出演。芝居力の高い俳優たちが織りなす温かなヒューマンドラマと、先が読めないスリリングなサスペンス展開が心地よく絡み合う完全オリジナルストーリーの作品をお届けする。
本作放送前から名前が隠されていたキャストが尾野真千子であることが明らかになった。尾野は第1話のラストシーンで、雨が降りしきる中、橋の上に立っている謎の男の子・ライオンと登場。緊迫した表情でライオンの首元に手をかける衝撃的な展開で第1話が終了した。
尾野が演じる愛生(あおい)は、幼い頃に両親が離婚したあと、母親と暮らしていたが、15歳の時に母親に捨てられ、父親が再婚した先で洸人と美路人の異母姉弟の姉として一緒に暮らすことになる。しかし、思春期で上手く小森家と馴染めなかった愛生はある日、洸人に「じゃあ、あとはよろしく」と残し18歳で家出してから消息は不明だった。
ライオンと愛生は共に橋の上に立っていたが、果たして愛生はライオンの母親なのだろうか・・・行方不明事件に関係があるのか・・・?作品の全体を覆う謎の存在の愛生が、この先どのように洸人らと関わっていくのか、先が読めないサスペンス展開にも注目だ。
なお、尾野がTBSドラマに出演するのは日曜劇場『この世界の片隅に』(2018年)以来、6年ぶりとなる。