原作は、フルカラー&縦型スクロールというWebtoonの特性を生かした美麗なキャラクター描写や、魅力的なメイクのTIPS、そして思わず感情移入してしまう主人公の喜怒哀楽溢れる顔芸など、<美>と<エンタメ>が共鳴する傑作マンガとして日本中のZ世代の心を掴んだ韓国発の大ヒットWEBマンガ「女神降臨」(yaongyi著)。
誰もが憧れる‟女神“として完璧な学校生活を送りながらも、誰にも言えないすっぴんの秘密をもつ主人公・谷川麗奈をKōki,が、そんな麗奈を奪い合う同級生の一人、神田俊を渡邊圭祐、俊と因縁の仲で、麗奈に心奪われるもう一人の同級生、五十嵐悠を綱啓永が演じている。

映画『女神降臨 Before 高校デビュー編』の公開1週間前、そしてホワイトデーの前日となる3月13日(木)に公開直前イベントが行われ、都内の女子高、中村中学校・高等学校にて試写会を実施、映画を鑑賞した直後の女子中高生の前に、【氷の王子】こと神田俊役の渡邊圭祐と【情熱的な御曹司】こと五十嵐悠役の綱啓永がサプライズで登壇。客席の間を通る登場で、生徒たちからは悲鳴にも近い歓声が湧き起こり、嬉しさのあまり涙する生徒もいた。

完全サプライズとなった今回のイベントだが、イベント開始前、一部生徒に姿を見られてしまうハプニング(!?)があり、渡邊が「よくあの小窓から気づきましたね」と感心するも、綱から「だめですよあれ!めちゃくちゃバレてたから!」と突っ込まれ、「ちょっとだけ怒られたもんね」と少し反省している様子だった。

女子校でのイベント開催ということで、なかなか女子校に来る機会のない二人は会場を見回し、綱は「嬉しいですよ、女子校。学祭の気分ですね」と微笑んだ。
「高校2年生?」「中学3年生?」と生徒たちの学年を確認したり、「映画面白かったですか?」と問いかけると大歓声が返ってきて満足そうな二人。
ここで綱が「禁断の質問しちゃいます?」と切り出し、本人たちの目の前で俊派か悠派かのアンケートを実施。渡邊が「皆さんの人間力も試されます」とプレッシャーをかけ、歓声の大きさで対決した。

さらに、本日のイベントが“公開直前!!ホワイトデー試写会”と題し、生徒たちへプレゼントが。綱の呼び込みで、本イベントにて出演が解禁となる、俊と悠の同級生で、物語の鍵を握る葉山楓役の宮世琉弥がサプライズで登場すると、会場が揺れるほどの大歓声が。
シークレットキャストとして出演が伏せられていた宮世は、「本当に嬉しかったです。こういうサプライズとか好きなので、そういうサプライズができて嬉しかったです」と笑顔を見せる。

3人が揃ったのは映画撮影以来1年ぶり。
渡邊が「でもここ2人はプライベートで会ってたりする?」と聞くと、8LOOMとして活動していた宮世と綱は「メンバーだしね」「な」と顔を見合わせるも、実際は忙しくてあまり会えてなかったよう。
先日の完成披露イベント後に行われていたインスタライブにもコメントで参加していた宮世が「その後にご飯誘ったんですけど、断られました」と切ないエピソードを明らかに。すると渡邊が「羨ましくない?インスタライブやって終わったら宮世琉弥から来てるんだよ?」と生徒たちに呼びかけると、悲鳴が上がる。

そして、撮影現場を振り返り、綱は「すげえ楽しかったですよね」と即答し、渡邊も「1番楽しかったのは、この3人でのシーンでなんですよ」と話し出そうとするも、ネタバレに触れる危険性があったのか3人が慌てる一幕があった。

映画の中で歌も披露している綱は「役で歌わせていただいたのが2度目だったんですけど、しかも今回ギターを持って。ギターを持ちながら歌うのがすっごく楽しくて、ちょっといつかやりたいなとか思っちゃいましたね、バンド!」と手応えを感じているようだった。

作品の印象を聞かれた宮世は「胸キュンラブコメと思ってみたんですけど、そういう部分だけじゃなくて、ヒューマンドラマな部分があったりとか、すごく人間として学べるところがすごくありましたし、自己肯定感も上がって、すごく良い作品だなと思いました」と語り、二人の演技について「性格もちょっと真逆というか、似ているところはあるけど違うじゃないですか。だから見てる人は神田派、五十嵐派か分かれそうですね」と話すと、綱から「さっきの質問もう一回やる?楓も来たから」と、再度アンケートを取る流れになった。

また、作品にちなみそれぞれの学生時代のエピソードを披露する場面が。
渡邊は「あれぐらい騒いでました」と振り返り、「中学生の頃は先輩たちがいるから、ちょっとスッてなってた時もありましたけど、大丈夫。高校2年生になったらこれぐらい騒げるから、安心して中学生活楽しんでください」と、少し控えめだった中学生たちに呼びかける。

綱は「基本的にカラオケ、ボウリングに行ってました、毎日。部活をやっていなかったので、帰宅部としてしっかりいっぱい遊んでましたね。勉強も普通に頑張ってました。理系だったんですけど、数学で全国1位取ったことあります!」と胸を張る。

続く宮世が「国語で全国1位、英語で全国1位を……」と話し出すと、生徒たちから驚きの声が上がるも、綱が「嘘に決まってんだろ!騙されんなよ!」と大声でツッコミ。改めて話し出した宮世は「中学の頃は事務所でお仕事をさせていただいていたので、すごかったんですよ。モテまくって。いや、嘘です」と再び嘘をつき、「全然普通の、中間の立ち位置でしたね」と明かし、学生時代に打ち込んでいたことは「席取りですかね。話し合う時間が大事だから、席替えで好きな席を選んで良いよっていう特殊な先生で、どう窓側の角を取るか、そういうことばっかり考えて生きてきました」とコメント。

さらにイベント後半には、生徒から3人への質問コーナーを実施。
一人目の「なりたい自分になるために、諦めないためにアドバイスをいただけたら嬉しいです」という質問に、渡邊が「“今”をずっと楽しんでいけば、それが何かに繋がるので、楽しむこと」、宮世が僕たちはオーディションとかめちゃくちゃ経験してきてるじゃないですか。受かった時って、猫を被らない時なんですよね。人に好かれるために自分の良いところを言いがちんですけど、それは逆効果なので、好かれるために動くんじゃなくて、自分の素を出していったら良いと思います」と実体験をもとにし、綱は「二人が言ったことが本当に正しいですよ。あとは周りの友だちと大事にする、ですね。人生最後まで一緒にいてくれるのは友だちだと思うので、今いる友だちを確実に大事にしていくということだと思います」と、それぞれ真摯的なアドバイスを送った。

二人目からは、キャスト自らが質問する生徒の元へマイクを向けに行くさらなるサプライズが。
渡邊が選んだ二人目は「映画の中のキュンキュンするセリフ言ってほしいです!」とリクエスト。
綱が「琉弥じゃなくて俺のことを好きになれよ」と言い、宮世も「綱じゃなくて俺のことを好きになれよ」と返し、歓声が上がる。渡邊は質問した生徒の肩を抱きながら「でも、俺がいいんだよね?」とささやき、二人を上回る大歓声が。すると綱が「あんなん無理!勝てるわけない!」と悔しそうにしていた。

次は綱が生徒の元へ足を運ぶと、「(学生時代に)バレンタインで、チョコは何個もらいましたか?」という質問が上がる。綱は「4つぐらい」、渡邊は「7個ぐらい。お母さんとかおばあちゃんからも」、宮世は「家族を合わせたら10ですね。僕家族多いから!」とそれぞれ回答。
さらに、現在の体重について質問されると、綱は「最近60キロになりました」、宮世は「61(キロ)です」、渡邊は「63(キロ)ぐらいです」と、赤裸々に答えた。

最後に一人ずつメッセージ。
宮世は、「この作品はすごく、僕は特に胸キュンじゃないところの役を演じさせていただいたので、人としても成長できる作品だなと思いました。胸キュンも楽しめるし、涙もあるじゃないですか。僕、最後めちゃくちゃ感動しちゃったんですよ!だから、涙ありの映画にもなっておりますので、皆さんぜひ見てください」と語る。

続く綱は、「胸キュンでキュンキュンしていただきたいというのはもちろんなんですけども、なりたい自分を諦めないというとても素敵なメッセージがこの映画には込められているので、二部作なので、後編も一緒にお楽しみください!」とアピール。

そして渡邊は「なりたい自分を諦めない、みたいな、これからの未来しかないみなさんにとってぴったりの映画だと思うので、糧になる映画だと思っているので、良い人間になってください」と呼びかけた。

また、ホワイトデーの前日ということで、生徒たちへ特別なプレゼントも贈られた。

『女神降臨 Before 高校デビュー編』は3月20日(木)に、『女神降臨 After プロポーズ編』として5月1日(木)に二部作連続公開となる。