
2013年、原作・構成・演出の河原雅彦が「日本から世界に発信できるハイクオリティな作品を作りたい」という想いから、音楽・ダンス・映像に溢れ、演劇でもミュージカルでもない新感覚エンタテインメント・パフォーマンスショー『THE ALUCARD SHOW』を創り出した。
ヴァンパイアをモチーフに、謎のダンサーグループ「アルカード」とカリスマボーカリストに人生を狂わされていく人々を描いた本作。本作のコンセプトを「シンプルに出演者たちのビジュアル、楽曲、ダンス、ステージング、舞台転換など、舞台上にあるモノ全てを隙なく洗練されたものにすること」と河原が語る通り、そのミステリアスな世界観と、ハイレベルなダンスパフォーマンスが評判を呼び、上演されるやいなや狂信的なファン“アルカドニア”を生み出した。
そんな“アルカドニア”、そして噂を聞きつけた人々からの熱狂的な声に押され翌年2014年には再演されるも即完売となり、以降、長い眠りにつき伝説となっていた「アルカード」たち。そんな彼らが再び夜の世界を支配するために目を覚まし、12年ぶりに我々の前に姿を現す。
突如この世に姿を現した「アルカード」のボーカリスト・ブラドを演じるのは、初演・再演でも同役を演じ、圧倒的な歌唱力とパフォーマンスで観客を魅了、近年はミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険』『キンキーブーツ』など立て続けに話題作で主演を務め、カリスマ性に磨きを掛ける松下優也。
「アルカード」のダンサーたちのリーダー・オルロックに、幼少期より培った高いダンススキルを活かし、舞台・ミュージカルを中心に、今年は自身初のBillboard Liveを成功させるなど活躍の場を広げる平間壮一が、松下と同じく続投。カーミラに、ストリートダンス世界大会のチャンピオンになった経歴を持ち、中国produce101でデビューを果たし、日中でソロアーティストとしての人気も誇るSANTA。ジルドに、舞台を中心に活動し、昨年末に発表された『Yahoo!検索大賞2025』で、ネクストブレイクカテゴリーの「人物部門」に選ばれるなど今後の活躍が期待される滝澤諒。サンジェルミに、2019年に演劇『ハイキュー!!』のメインキャスト・影山飛雄役で俳優デビューを果たし、その後舞台・映像を中心に着実にキャリアを重ねる赤名竜乃介。ポプシーに、俳優・ダンサーとして、様々なダンスパフォーマンスショーから舞台・ミュージカルに出演する山野光。バットに、幼少期よりダンスを始め、ダンス&ボーカルグループでの活動を経て現在は俳優・アーティストとして表現の場を広げる瀧澤翼。ブラド以外言葉を発しない、個性を表現するための高い表現力とダンススキルを持つ新生「アルカード」たちが結集した。
さらに、マリアのマネージャーウォルターにジョビジョバの結成メンバーである坂田聡。ブラドに出会い“アルカドニア”となるサラに、俳優・ナレータ―の野口かおる。
そして、国民的人気アーティスト・マリアを演じるのは、宝塚歌劇団雪組トップスターとして高い人気を誇り、2024年退団後は本作が3作目の作品となる彩風咲奈。宝塚時代より観客を魅了し続ける、歌・ダンスと圧巻のパフォーマンスを本作でも披露する。

【河原雅彦(かわはら・まさひこ) コメント】
吸血鬼は年を取らないですから。(松下)優也君も(平間)壮ちゃんも当時の輝きのまま、いや、12年間眠りについていたわけなので、その分熟成された魅力をステージで垂れ流してくれるでしょう。アルカードはブラド以外言葉を発しません。その分、なにげない表情や佇まいで個々の魅力を表現するわけですが、今回フレッシュなメンバーが果たしてどんな個性を発揮してくれるのか僕も楽しみにしています。新生アルカードメンバーに相応しい優れた見せ方、ダンススキルを有した人たちだということは保証します。
そして、僕や再び集まったキャストを始め、当時関わってくれた超優れ者のクリエーターたちにとっても思い入れのある作品ですので。よりスーパーなものになると思います。
観客席にいながら気がつけば“アルカドニア”(アルカードの狂信的なファン)にされてしまう、そんな中毒的なショーだと思います。チケットを手にしたもう彼らに噛まれても同然なのです。気まぐれな彼らですから次の復活はいつになるのか分かりません。どうぞこの機会に禁断の扉をお開けください。
【松下優也(まつした・ゆうや) コメント】
Hello
親愛なる、そして最悪なるアルカドニアの皆さん。
十数年ぶりに、同じ役で同じ作品を再演できるという機会を頂けて心から嬉しく思います。
全ては皆さんが望み続けてくれたから叶えることができました。
当時は良くも悪くも尖り、とにかくがむしゃらに“かっこいい”を追い求めていた、松下優也でしたが、
十数年という歳月を経て、今回「心技体」全てが成熟したブラドの姿で戻ってきたいと思います。
同じく成熟し、続投を決めてくれた壮ちゃん
そして新しく仲間に加わった、優れたダンススキルを持つフレッシュなアルカードメンバーで創り上げる、新たな「THE ALUCARD SHOW」を目撃しに来てください。
2026年10月、日本青年館でお会いしましょう。
【彩風咲奈(あやかぜ・さきな) コメント】
アート×ホラー?!ヴァンパイア?!
想像の範囲を超えた初めての挑戦に胸が高鳴っております。
演出の河原さん、そして松下さんを始め素晴らしい方々と共演させて頂ける事も大変嬉しく、楽しみでなりません。
〝アルカドニア〟の皆様に負けないくらいの熱量で、マリアとして生き抜き、作品に華を添えられるよう全力で取り組みたいと思います。
宜しくお願い致します。

<ストーリー>
国民的人気アーティストのマリアは自分の人気を維持するため、マネージャーのウォルターに新しいアイディアを求めていた。ウォルターは、次のコンサートツアーのバックダンサーオーディションを開催、そこで6人の男性ダンサーと衝撃的な出会いを果たす。
マリアは彼らを用いて新たな演出を試み、その試みは大成功する。コンサートで、マリアが衣裳チェンジのため舞台袖にさがっている間も、6人のパフォーマンスによりステージはいっそう盛り上がりをみせていたが、そこに突然現れた巨大な蝙蝠のシルエット。その中から現れたのは謎の青年ブラドだった。
マリアのコンサートにも関わらず、6人のダンスとブラドの歌声により客席は大歓声の渦となり、マリアは主役の座を奪われてしまう。
ブラドを含めた7人は「アルカード」と名乗り、そのセンセーショナルな登場とパフォーマンスで瞬く間に人気を博した。 また、一切の宣伝活動を行わなかったため、彼らの情報に渇望した人々は更に熱狂していくのだった。
しかし、「アルカード」の周りでは次々と不穏な出来事が起こっていた―
ファンの女性が次々と行方をくらます、メンバーがいつも口にしている謎の赤い液体・・・。
アルカードの正体は・・・ヴァンパイア。
彼らの目的は何なのか。熱狂的なファンとなり、職を転々としながらストーカーのように彼らを追う主婦のサラ、マネージャーのウォルター、スターの座を追われたマリアも「アルカード」によって人生を翻弄されていく。






