
第118作目の連続テレビ小説は、歌人・斎藤茂吉とその妻・輝子をモデルにした、朝ドラ史上“最も不仲な夫婦”の物語。
宮藤は、2013年度前期放送の連続テレビ小説『あまちゃん』(第88作)以来の朝ドラの脚本執筆となり、究極のでこぼこ夫婦を、笑いたっぷりに描く。タイトル『ほんのモキチ』に込めた想いを「“気持ち”と引っかけました」と明かし、「気持ちってすごく良い言葉だなと。気持ち良いとか気持ち多めとか、“ちょっと”って意味がある。“ほんの気持ちです”っていう行為と、これだけ頑張って病院のこともやっているし、歌の世界では天才と言われている人なのに、奥さんからしたら『ほんのモキチ』なんだと、2つの意味をかけました」と語る。
「40個ぐらい自分で考えたんです。そのうち20個ぐらい候補を出して、その中で残った1個なので。もうちょっとリアクションがあるかなと思って聞いていたんですけど、そうでもないなと。大丈夫ですか?まだ変えれられますけど。28年なので」と会場に集まった報道陣の反応に触れ、笑いを誘う。「輝子さんが主人公なんですけど、あえて旦那の名前をタイトルにしました」と続けた。

「『あまちゃん』の時もエピソードが入りきらなくて、最初に想定していたよりもどんどん物語が膨らんでいっちゃったんで、こんなに大変なんだと。どこをピックアップしようかなというのは考えています」と、前回の脚本執筆の苦労を明かしながら、「その間に大河ドラマをやったので、実在する人の残っている資料から物語を考えるのがすごく楽しかったんですよね。今回はそれができるので。妻とケンカしたことばかりなんですけど、めちゃめちゃ細かく日記が残っているので、それに沿っていくだけで結構大変だなって思います」と想像。執筆はこれからのようで、「皆さんの1日の始まりに見るドラマとして楽しく見てもらえるように、どう書こうかが楽しみです。まだなんとも言えないんですけど」と期待を寄せた。







