「町田くんの世界」は、安藤ゆきにより2015~2018年に別冊マーガレット(集英社刊)にて連載された、累計140万部の人気作。物静かでメガネ。そんな外見とは裏腹に成績は中の下。アナログ人間で不器用…なのに運動神経は見た目どおりの町田くん。そんな町田くんが周りのみんなを変え、みんなに愛されていく新感覚人間ドラマ。

2024年の初演では、その心温まる原作の世界観を、演出のウォーリー木下、脚本のピンク地底人3号、音楽の和田俊輔が見事に舞台に落とし込んだ。初演に続いて演出は、1993年に劇団☆世界一団(現sunday)を結成し、デジタル技術とアナログな演劇技巧を融合させた演出で東京2020パラリンピック開会式やミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』、演劇『ハイキュー!!』等の他、幅広いジャンルを手がける実力と柔軟性を備えたウォーリー木下。
そして主演は、初演時に主人公“町田くん”が持つ純粋で誰にでも等しく優しいキャラクターをまっすぐな歌と演技で表現し、大好評を博した川﨑皇輝が続投する。
ヒロインの猪原さん役も、映画『愛のゆくえ』で第34回日本映画批評家大賞・新人女優賞を受賞した長澤樹が引き続き務める。また神里優希、礒部花凜、大月さゆ、浜崎香帆、岩橋 大、鶴岡政希という初演を支えた実力派キャストに加え、原田真絢が初出演。さらに湖月わたる、吉野圭吾と、各界で活躍する豪華キャストが揃った。

開幕に先駆けて公開ゲネプロが行われ、キャスト・演出家より開幕記念コメントが到着した。
【演出:ウォーリー木下 コメント】
再び磨き直されたミュージカル『町田くんの世界』を、ぜひご覧ください。
ミュージカルファンの方はもちろんのこと、はじめてミュージカルを観るという方にもおすすめです。
大きな事件や、社会を鋭く抉るようなメッセージはないかもしれないけど、あなたのすぐ隣で起こっている普遍的な出来事が描かれています。
半径10mのミュージカル。きっとそれが広がっていっていつか地球を包み込むようなものになることを祈って。
ピース。

【川﨑皇輝 コメント】
開幕までのいろいろな瞬間を通して、「ここに帰ってきたんだな」と実感しています。
例えば、ポスター撮影をした時、歌稽古が始まった時、みんなで振付が揃った時、セットを見た時、そして実際に劇場に入って舞台稽古をした時。
その一つひとつで、改めて実感しました。
舞台稽古を終えて、皆さんにこの作品の良さや想いをしっかり届けられそうだなと感じています。
実際に稽古を重ねる中で、初演との違いや新しい発見もたくさんありました。
きっと、初演をご覧になった方にも、初めてご覧になる方にも楽しんでいただける、素敵な作品になっていると思います。
今回は再演ということで、初演から変わった部分もありますが、それに対応しているキャストの皆さんを見ていて、本当にすごいなと思っています。
僕自身はあまり変わっていませんが。
たくさんの方に支えていただきながら、最後まで一公演一公演を大切に頑張りたいと思います。

【長澤樹 コメント】
皆様の温かな想いで叶ったミュージカル『町田くんの世界』再演が、ついに開幕致します!
この1ヶ月、日々悩み、闘い、切磋琢磨しながら稽古を進めて参りました。
再演という難しさを実感しながらも諦めずに向き合い続けた時間の軌跡が、初演からさらに深まった町田くんの世界という形であらわれているかと思います。
この作品が、大切な誰かの幸せを願える作品になりますように。
何より楽しめる作品でありますように。
1歩足を踏み出して
ぜひ劇場までお越しください!

【湖月わたる コメント】
ミュージカル『町田くんの世界』スタートしたらノンストップ!
みんなで心を一つにセットを回し、道具をセッティング。全てがピタッとハマった時の心地良い空気感が堪りません。
私は町田くんのお母さん役をはじめ、おばあちゃん、関西弁のみどり、なんと女子高生から街の人まで目まぐるしく演じます。
瞬間瞬間を大切に、この温かくキラキラした優しい世界を、お客様と共有できたら幸せです!

【吉野圭吾 コメント】
この舞台は、最初から最後までバンドも役者も舞台の上にいます。
そして舞台セットをみんなの力で回していきます。
この舞台セットを世界として、様々な人たちが町田くんと出会い感情に変化が起きていきます。
世界は回り続けます。町田くんもまた、出会う人たちから真っ白だった自分に新しい色をもらいます。
世界は回り続けます。明日はもっと色鮮やかな自分に、世界になりますように。
世界を回し続けます。