
本作は、連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)を手掛けた吉田恵里香による完全オリジナルの、令和のヒューマンファミリードラマで、SNS社会の光と影を映し出す。動画配信で娘・紀子(原)がバズったことをきっかけに、“家族の幸せな日常” をエンタメ化し続ける父親・良詫(堤)。そんな父親に振り回されながらも「NO」と本音が言えない娘。家族思いだが優しさを履き違えて子どもをコントロールする親の呪縛から抜け出し、自分らしい人生を切り拓こうとする娘の姿、綺麗事では片付けられない親子のリアルな人生の衝突と再生を描く。もしかしたら実際にSNS上には、紀子と良詫のようないびつな関係の親子がいるかもしれない、と思うようなリアルなフィクションとなっている。
岩瀬洋志が演じるのは、紀子の初恋相手となる大学の先輩・吉良陽日(きらあさひ)(21)。紀子がパパ・良詫とのこれまでの関係性を見つめ直し、自分らしい一歩を踏み出すきっかけとなる存在。学内では“ビジュ神”と呼ばれる爽やかなイケメンとして知られているが、その実態を知る者はほとんどいない謎めいた魅力を放つ存在。そんな陽日は紀子のピンチに、まるで“少女漫画の王子様”のようにさりげなく手を差し伸べる。
その一方で、つい格好をつけてしまったり、自分の不甲斐なさに落ち込んだりと、完璧に見えて実はとても不器用。実家は小さな和菓子屋で、決して裕福な家庭ではないものの、温かな毎日を送っているようだが、ある秘密を抱えているようで…。
紀子の初恋をきっかけに良詫が暴走を見せる中、陽日もまた不器用さゆえに思い悩み、大きな過ちを犯してしまう。陽日の爽やかな笑顔の奥にあるのは、打算か、それとも純粋な想い?等身大で悩む陽日は、紀子とどのように向き合い、互いにどんな成長を遂げていくのか。二人の恋の行方とは?
表の顔と内なる顔、完璧なルックスに宿る未熟な内面、陽日という多面的なキャラクターに挑む岩瀬の演技に注目。

【岩瀬洋志 コメント】
――令和的な題材が描かれる、本作の脚本を読まれた感想・見どころは?
自分らしく生きたいという主人公・紀子ちゃんの想いに共感しました。今を変えたいと思っている人の背中を押してくれるような作品だと思います。SNS文化を背景に描かれていて、改めて使い方や向き合い方についても考えさせられました。陽日は、少しでも紀子ちゃんの救いの存在になれるよう、演じさせていただきました。放送を楽しみにしていてください。
――演じる役柄の印象を教えてください。また、吉良陽日的注目ポイントは?
陽日は優しく、人のために頑張れる誠実さをもった男の子です。天然で可愛らしいところもあるのでぜひ注目してみてください。他にも紀子ちゃんとの恋模様にも注目していただきたいです。
――同年代の原菜乃華さん、大先輩である堤真一さんとの現場でのエピソードは?
原さんとはアニメという共通の話題で、よくお話をしていました。見ているアニメも一緒のものが多く、盛り上がりました。堤さんはスタッフさんともフランクに話されていて、メイクさんのうっかりに笑顔でツッコミをいれる姿が面白く、現場を和やかにしてくださっていました。
そして、原が演じる紀子、堤が演じる紀子のパパ・良詫、そして岩瀬演じる陽日の3人が並ぶ、本作のメインビジュアルが完成した。
動画配信のフレームの中に収まり、いろんな感情が混ざり合った表情の紀子。その隣には、紀子とは対照的に満面の笑顔を浮かべる良詫の姿があるのだが、二人を撮影するカメラの画面を覗き込むと、そこには本音を隠した笑顔の紀子が映っている。
「私たちって最高の親子…?」というキャッチコピーは、大学生になり自身の生活や父親との関係性に違和感を抱き始めた紀子の心のつぶやきそのものなのだが、良詫がそれに気づく気配は微塵もない。そして動画配信中の紀子と良詫の背後には、グリーンバックをめくり、紀子を閉鎖的な世界から連れ出そうとする陽日が。それぞれの内面と現実との対比を浮き彫りにする本ビジュアルで、心の葛藤を表現する原、紀子への恋心をにじませる岩瀬、そして最近の出演作では険しい表情が多かった堤が見せる、方向性を見誤った良詫の弾ける笑顔に注目。
また、本作の核心である“ふたつの優しさのすれ違い”を凝縮したティザー映像が解禁。「パパのことは大好き…でも…」と涙を浮かべて本音を訴える紀子の切ない表情や、娘を想うあまり無自覚に暴走してしまう良詫の衝撃的な土下座シーンまで。さらに、動画企画でイカ墨パスタを食べて歯が黒くなる紀子や、良詫が足つぼマッサージを受けて悶絶する姿など、動画配信をテーマにした本作らしいシーンも映し出されている。父娘の愛おしくも悲痛な衝突が捉えられたティザー映像は、TVer番組ページや各SNSにて公開。







