本作は江戸川乱歩賞作家・曽根圭介の傑作小説『藁にもすがる獣たち』(講談社文庫)を映画化。偶然1億円を手にした弱小大学生YouTuber・佐藤寛治(鈴鹿央士)を中心に、不良警官・江波戸良介(成宮寛貴)や夜職悪女・し~な(森七菜)らヤバすぎる“金の獣”たちによるなんでもアリな“現金1億円争奪戦”を痛快に描くループ型ノンストップ・サスペンス。

この日は9月25日(金)からの全国公開を前に国内初のイベントとなる完成披露舞台挨拶が開催され、主演の鈴鹿央士をはじめとした豪華キャストが映画にちなみマネーガンを手に、客席へ大量の疑似紙幣を撒きながらド派手に登場。集まったファンとハイタッチを交わしたり、疑似紙幣を手渡したり劇中さながらの演出で会場を沸かせた。
チャンネル登録者数“2ケタ”の弱小大学生YouTuber・佐藤寛治を演じた鈴鹿は「本日はお集まりいただきありがとうございます。公開より少し前に映画を楽しんでいただけるということで、どういう反応なのかなってすごく気になるんですけど、楽しい時間になればいいなと思っています」とにこやかにあいさつ。
役作りについては「役作りっていう役作りはなかったんですけど」としながらも、YouTuberとして動画を撮影するシーンに向けて「いろんな人気なYouTuberの方を見た」と研究したことを明かし、特に挨拶の仕方を参考にしたそうで「これってどういう風に言えばいいんだろうなって思っていろんな人気のYouTuberの方たちを見た」と回顧。その場で『どうも~』とYouTuber風の挨拶を披露すると「面白くなかったじゃないですか?」と弱小大学生YouTuberの片りんをみせて会場を和ませた。

また劇中で祖母・富子役を演じる風吹とは初共演の鈴鹿は「今回、風吹さんがおばあちゃん役をやっていただけたからこそ、この笑顔を守らなきゃって思った」と撮影を回顧。「おばあちゃんのためならこういう行動に移せるなってあって『おばあちゃんのために』って思い起こさせていただいたのは風吹さんのおかげです」と風吹の存在が役にも影響を与えたことを明かした。
さらに鈴鹿は、本作が出品された韓国・第30回プチョン国際ファンタスティック映画祭にも参加。現地について「盛り上がってくださいましたし、『本当に面白かった』って言っていただけた」と手応えを語る。続けて「韓国の方たちとか刺激強い作品に慣れてるのかなって思ってたんですけどその方たちにも『面白い』って言っていただけるようなすごい画ががいっぱい出てくる映画です」とアピールした。

イベントでは劇中で繰り広げられる1億円争奪戦にちなみ、1億円と同じ重さとなる10kgを目指して大量の疑似紙幣を運ぶ重量当てゲームも実施。鈴鹿、成宮、風吹、青木チームと、森、MEGUMI、小手チームに分かれ、勝利チームに贈られる10万円分のギフト券をかけて対決。ゲーム前、鈴鹿は「10キロって言われると、ダンベルの10キロを持ったりする」と“筋トレ組”らしくダンベルを持った感覚と比較する作戦を明かす。一方の森は「役割分担で」と切り出し、小手に「なるべく入れていただいて」と大量の疑似紙幣を運ぶ役目を託し、自身とMEGUMIが微調整を担当する作戦で挑んだ。結果は鈴鹿チームが9.8kg、森チームが9.9kgと、わずか100g差で森チームが勝利。結果発表前に鈴鹿が自信満々に「ぴったり10」と予想すると、森は客席の様子をうかがいながら「それは私たちへの反応だと思います」と勝利を確信した様子を見せ、見事10万円分のギフト券を手にしてチーム揃って大喜びしていた。
最後にこれから作品を鑑賞する観客へ向け鈴鹿は「今まで見たことのないようなシーンだったりとかすごい強烈な映像だったりとかハラハラドキドキの展開で1秒も見逃すことなく楽しんでいただけたら幸いです」と呼びかけ、「極上のエンターテイメントここに爆誕!がぴったりな映画かなと思います」と作品の出来栄えに自信をみせていた。