2022年に“才能が潰されない世の中”を目指して誕生した映画レーベル・NOTHING NEWによる初の長編アニメーション作品であり、第79回カンヌ国際映画祭監督週間でのワールドプレミア上映、さらにアヌシー国際アニメーション映画祭2026 長編コンペティション部門(2026 Feature Films: Official)への選出を果たすなど、公開前から世界的な注目を集めている長編アニメーション映画『我々は宇宙人』。

NOTHING NEWの初長編アニメーション映画の企画・脚本・監督を務めるのは、YOASOBI『優しい彗星』などを手がける29歳の新たな才能・門脇康平。門脇監督が生み出す写実的で未体験の映像表現と、美しいだけで終わらせない緻密な世界観は、アニメファンのみならず、世界中の人々に衝撃を与えている。音楽には今最も勢いのある新世代を象徴する音楽家・Yaffle。
そして主人公の内気で普通の青年“翼”と、人気者で特別な存在“暁太郎”。二人に声を吹き込むのは、映像業界からオファーの絶えない、超実力派スターの坂東龍汰と岡山天音。翼と一番家が近いクラスメイトの“小夏”に山﨑天(櫻坂46)、翼の友達で暁太郎の密かなファンである“バタ原”に松井ケムリも出演。主題歌はadieuの「ささくれ」(作詞・作曲:Yaffle (Sony Music Labels))に決定している。また「チェンソーマン」「ルックバック」の漫画家・藤本タツキ先生が「僕は超超大大大好きな映画でした。絶対に何回も見に行きます!」と太鼓判を押す。

全国公開に先駆けて開催されたジャパンプレミアで、海外の映画祭で高く評価されている本作が、いよいよ日本で初お披露目となる。
完成した本作を初めて観た感想を坂東は「監督とスタッフの皆さんの熱量と執念がこもりすぎてて、すごいことが起きる映画に関わらせていただけたのが、幸せ者だなという率直な感想です。ディティールも繊細で、流れている空気感もすごくリアルで、自分がその中に没入してしまっている感覚になりました。早く多くの人に観てもらいたいなと思ったのを覚えています」と振り返る。

岡山も「作品の気迫に迫られて感動しました。僕が観た試写の回にもたくさんの方が観られていて、多分完成したものを初めて観る方が多かったんですけど、始まる前と後で皆さんの表情が全然違ったのが印象的でした」と、周りの反応を伝えた。

ケムリは「監督含め、皆さんと年齢が近くて。映画の中にもノスタルジーを感じる部分がたくさんあるんですけど、世代が近いからこそこういうことがあったなとノスタルジーを感じるし、フィーチャーされる人たちが特別な人は誰もいないような感じなので、本当の小学校であった出来事みたいな感覚で、自分がクラスの中にいるような没入感がありました」と魅力を語ると、坂東も「自分が育った街に見えてくるんです!」と共感していた。

門脇監督は「自分の幼少期の、このくらいの歳になってくるとどんどん忘れつつある感覚みたいなものを真空パックして閉じ込める映画を観たいという気持ちが昔からあって。それを待っていても、もしかしたらこの世にそういう映画が出てこないかもしれないと思ったら、自分が作っていかないと、という使命感みたいなことも思いました」と、本作へ込めた想いを明かした。

坂東と岡山は一緒にアフレコをしたとのことで、今回の声での共演を経て、岡山は「特殊な現場でしたけど、主役二人なので、隣で相手がどういう体温で演じているかを感じながら自分も演じられたのはとてもありがたかったです。天才でした」と称賛すると、坂東は「嬉しい…!天才に天才って言われちゃうと…!」と喜びを隠しきれない様子。対する坂東も、岡山について「天才ですよ。めっちゃ緊張しました。暁太郎というキャラクターを象徴するセリフがあるんですけど、そのセリフを聞いたときに、やばいやばい!ってなりました。翼はあまり感情を表に出す役ではないので、この熱量をちゃんといただこう、青い炎に変えよう、という気持ちになりました」と、刺激を受けたと話す。

門脇監督も「特に岡山さんの声は、これからご覧いただいてびっくりすると思います。一度も聞いたことないような岡山さんの一面がこれから観ることになると思います」と絶賛すると、岡山が「そんな予告やめてもらっていいですか!」と恥ずかしそうにしていた。

また、ケムリは自身が演じたバタ原について、「自分に似ているなと思うことがあって、一番楽しく人生を生きていそうな感じで、良い意味で鈍感な部分もあるし、強い芯がある部分もあるから、自分に通じる部分があって、演じやすかったのかもしれないです」と、心を寄せた。

全編手書きアニメーションという本作にちなみ、キャスト陣がそれぞれの似顔絵を披露する場面も。坂東が岡山、岡山がケムリ、ケムリが岡山の似顔絵を発表すると、「こんなに上手いんだ!」と、お互いが描いた絵を覗き込む一幕があった。
三人の絵の感想を監督は「皆、上手で、それぞれの醸し出す雰囲気が出ていて、絵柄が全然違うけど、雰囲気がすごい似ているからびっくりしました」と驚きの声をあげる。
そんな監督からサプライズで、坂東、岡山、ケムリへ似顔絵のプレゼントも行われ、坂東は「家宝にします!」と嬉しそうに抱えていた。