
知られざる世界の裏側にスポットライトを当ててきたNetflixが新たなテーマに選んだのは、美容整形業界。近年の日本においては「美の多様性」が善、「ルッキズム(外見至上主義)」は悪という価値観が広く語られるようになった。だがその一方で「美しくなりたい」「自分を変えたい」と顔や体にメスを入れる美容整形ブームは加速している。本作はそんな美容整形業界に焦点を当て、“美”を追い求める人々の希望や葛藤、そしてその裏側に潜む光と闇をリアルに描き出す。
脚本を初めて読んだ際について松岡は「最初プロットを拝見した時にこれは美容整形業界の光と闇を描いて、仲里依紗さんが演じた遠山凜さんと沼田文とのシスターフッドの物語であるというところにも強く惹かれました」と回顧。全8話を通して文と凜の関係が変化していくといい「なんで2人がここまで苦しまなきゃいけなかったのか大きな闇がそこにあります。それをぜひ楽しみにしていただきたい」と呼びかけた。

また文を演じる中で「仲里依紗さんと共演が心の奥底からキャスティングしてくださった方に感謝してます」と語り、「里依紗ちゃんと一緒にお芝居してると台本に書いてないことも全部心の奥から浮かび上がってきて自分でも見たことのない自分の表情であったり感情が映し出されている」と初共演となった仲に感謝を込める。これを受け仲も「その言葉そのまま返したい」と共感しながら松岡の手を繋ぐ。続けて「自分でも見たことない自分が出てきた。素晴らしい役者さんなんだなと思って出会えて本当に良かった」と絶賛し、「これからも色々深く知り合いたい1人です」とふたり顔を見合わせて仲睦まじい姿をみせた。
さらに文の母・妙子を演じる永作との共演について松岡は「永作さんと個人的にずっとずっとご一緒したかったから親子でご一緒できて本当に嬉しかった」と親子役を喜びを口にしつつ「ちょびっと顔が似てるって言われるので…目指せ永作さん!」と憧れを口にして笑顔をみせていた。

撮影現場で印象に残っていることを聞かれると松岡は2カメ体制で撮影が行われていたことを挙げ、Bカメを担当したのが「ステディといえば」というほどの腕を持つカメラマンだったと説明。「その方が6ヶ月キープされていて、日本の映画業界は悲鳴だったんじゃないかと思うんですけど」と語り会場の笑いを誘った。
続けて2台のカメラで自身と仲を同時に撮影できたことで「お芝居が鮮度が高く撮れた」と振り返ると、仲も「そのステディのカットが毎回すごいんです」と興奮気味に語り「まるで人が撮ったの?ってぐらいすごい画になってるんですよ」と見どころをアピールしていた。

最後に松岡は、撮影当初は「他人が口出すなよっていう物語なのかなって思いながら撮ってた」と明かすも、回を重ねる上で「これは他人が口出すなよって話じゃなくて他人の幸せは測れないってお話なんだなって思いました」と作品への印象が変化したことを告白。「自分たちの価値観では測れない、その方がそれをやって幸せなんだったらそれはそれでいいじゃないかって思える物語になっていると思う」と語り、「あなたの幸せはあなたにしかわからないんだって最終的には優しい物語だと私は思ってます」と作品に込めた思いを明かしていた。






