
本作は、お金にならない案件ばかり引き受けてしまうお人好し弁護士(綾瀬はるか)が、会社と上司を相手に提訴をしたいと相談に訪れた女性(ファーストサマーウイカ)と出会い、社会の理不尽に立ち向かっていく痛快リーガルエンターテインメント。
ようやく作品がお披露目となる本日。初めて「ハラスメント」が事件となり、“常識”という壁に挑み未来を変えていくさまが描かれる本作のストーリーにちなみ、当日は主演の綾瀬はるか、ファーストサマーウイカ、松本穂香の3名が、文字通り“壁を突き破って”ダイナミックに登壇。さらに共演の工藤阿須加、水川かたまり、木村多江ら豪華キャスト陣と、メガホンをとった前田哲監督を合わせた総勢7名が一堂に会した。

冒頭の挨拶で「初めてお客様に観ていただくという日ということで、とても楽しみにしていました」と期待を寄せる綾瀬は、劇中でもポスターでも着用している真っ赤なボディコンスーツ姿で、「洋服からもらうエネルギーがすごくあるなと思って、今日は皆さんにも、そのバブル時代の感じを感じていただきたく、着て来ました」と微笑んだ。
本作の撮影に臨むにあたり、「本当にあった裁判や、弁護士の先生の記事を大量にいただいて、それを全部読んで、どういう想いで先生たちが戦っていたのか、当時の状況を勉強したりしました」と、役作りについて語った。

ファーストサマーウイカは、「実話に着想した物語というところで、きっと皆さんの生きる今に繋がってくる物語だと思います」と本作について述べ、「実際に弁護士の先生にお会いしてお話を聞かせていただいたり、裁判のシーンも空気感が想像つかない部分もあったので、傍聴に足を運んで、その場の空気やそこにいる人の纏う雰囲気を体で感じて、少しでも撮影の現場に持っていけたらと思って、勉強させていただきました」と、役作りに真摯に向き合っていたことを明かす。「ビジュアルに関しては普段とそんなに変わらず、色の暴力と言いますか、色をこれでもかというぐらいてんこ盛りにさせて、まずは見た目から作っていくのもこの作品では大事なところでした」と話していた。

松本は、壁を突き破る登場を振り返り「初めての登場の仕方で、まだ心拍数が上がっているんですけど、初のお披露目会ということで、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです」と笑顔。「私もいただいた資料を読ませていただいて、今もハラスメント問題はたくさんある中で、この映画をやる意味を考えながら、撮影に挑ませていただきました」とコメントした。

女性陣と対峙する役となる工藤は「やはり女性は怒らせてはいけないなと。自分の心臓を刺されているような、撮影が終わって帰る時も、運転しながら、『今日、疲れたな…』って」と、心への疲労があったと苦笑いだった。
本作にちなみ、“ファーストボイス宣言”として、未来のために打ち破りたい壁を発表。
綾瀬は「いつか使うかもの壁」。「いつか使うか持って思うと手放せなくて、ある程度まで行くと、必ず残っている軍団があって、いつか使いかも軍団の壁がなかなか越えられないです。(お洋服とか)昔から使っていてすごく気に入っているけど、あまり着てなくて、ときめきもないんだけど思い出もある、みたいな」と、断捨離できない自身を鑑みる。
ファーストサマーウイカは「後回しの壁」とし、「明日やろうはバカやろう、みたいな言葉もありますよね。食器洗いからメールの返信から、何から何まで後回しにし始めると、この映画で自分自身に返ってきたのは“始めなければ始まらない”。でも言ったらやらなきゃいけないんですよね…」と顔を曇らせた。
そして松本が書いたのは「ドアの壁」。「お休みがあると、下手すると1日同じ場所から動かないというのもざらなので、お家が好きです。帰るのも早いとよく言われます」と語ると、撮影期間も真っ先に返っていたと明かされ、「特にその時期は家が好きでしたね」と笑顔を見せた。

イベントの最後には、代表して綾瀬よりメッセージが。「このお話は実話に着想を得て、常識という見えない大きな壁に奮闘していく人たちのお話です。その姿を見て、皆さんに勇気や踏み出すことの大事さを感じていただけたら嬉しいです。男女問わず楽しんでいただけるエンターテイメント作品になっていると思いますので、面白かったなって方はまた観に来てくださったり、お友だちとか誰かを連れてまた観に来て、宣伝してください」と呼びかけた。












