
女装した大柄な家政夫・三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマシリーズ「家政夫のミタゾノ」。松岡昌宏主演で2016年10月にスタートし、現在放映中の第7シリーズでドラマ開始から記念すべき10年目を迎える。
2022年に初めて舞台化された『家政夫のミタゾノ THE STAGE~お寺座の怪人~』から早2年半。ドラマ10年目を記念してミタゾノが再びテレビを飛び出し観客の前に現れる。舞台では、ドラマの世界観をそのままに、ミタゾノが繰り広げる激しいアクションや知って得する家事ワザを観客の前で“生披露”!さらにキャストによる歌やダンスも必見です。世間を賑わすあんな話題やこんな話題がどんな風に題材にされ、ミタゾノの手によってどんな制裁を受けるのか。
家事のスキルは完璧、でも無表情で何を考えているのかわからない上、なぜか女装しているという謎に満ちた“最強の家政夫”三田園薫(ミタゾノ)を演じるのは、もちろん松岡昌宏。
共演に、ミタゾノの相棒となる新人家政婦の荻野千紗子に生駒里奈、さらに関西ジュニアAmBitiousのメンバー岡 佑吏、蘭乃はな、吉田ウーロン太、川久保 晴、久ヶ沢 徹、マルシア、金田明夫と舞台版の新キャストが本作に新風を吹き込む。
もちろん、平田敦子、しゅはまはるみ、余 貴美子とドラマでおなじみのキャストたちも2022年公演に引き続きむすび家政婦紹介所を飛び出して大活躍する。
そしてこの度、公演ビジュアルが完成。物語の舞台、熱海の老舗旅館カモヤを覗くミタゾノの表情からは今にも秘密が暴かれる予感が。どこか見覚えのあるような…民衆を導くミタゾノは何を起こすのか!そして暖簾から覗くその先で果たしてどんな秘密を暴くのか、期待が高まる。
『家政夫のミタゾノTHE STAGE レ・ミゼラ風呂』は、2025年5月16日(金)から6月8日(日)まで東京・EXシアター六本木にて上演され、その後、大阪、石川、愛知、広島、宮城でも上演される。
<あらすじ>
むすび家政婦紹介所一行は創立10周年を記念した社員旅行で熱海を代表する旅館「カモヤ」を訪れる事に。期待を膨らませていたのだが、支配人の鴨谷創一に案内された「カモヤ」はレトロというよりは、かなりオンボロ…。温泉は壊れ、料理は冷凍食品というあり様。目玉だった妻の響子による歌唱ショーも高音が出なくなって中止していた。「カモヤ」は客足も減り経営が立ち行かない状況の中、なんとか盛り上げたい娘のイブキはフランスから料理人を呼び、ショーを観ながら入れる温泉施設へと改革する計画があった。
その名は「レ・ミゼラ風呂」。
しかし、伝統を重んじる創一や料理長の海老沢は改革を頑なに拒みイブキと対立していた。そこへ、イブキと幼馴染の雀原順が長年のフランスでの料理修行から帰ってきて、改革の成否を賭け、海老沢と料理対決をすることに!
改革か伝統か。やがて明らかになってくる「カモヤ」の秘密の数々…またまた、三田園の大掃除が始まる!