第118作目の連続テレビ小説は、歌人・斎藤茂吉とその妻・輝子をモデルにした、朝ドラ史上“最も不仲な夫婦”の物語。脚本は、鬼才・宮藤官九郎が15年ぶりに連続テレビ小説の執筆し、究極のでこぼこ夫婦を、笑いたっぷりに描く。

本作で主演を務めるのは河合優実。家事も育児もせず、そのくせ口が悪く、奔放で負けず嫌いで派手好きな上、やたら前向きな妻・テル子を演じる。
「このような場所に立たせていただけることに、関係者の皆様と、いつも支えてくださっている家族と友人と、これまでの作品を見てきてくださった視聴者の方々、関係者の方々、全てのご縁が繋がって、今、ここに立っていると思います。精一杯やります」と挨拶。

オファーを受け、「NHKの朝ドラが他と比べものにならないくらいキャスト・スタッフ含め人数が集まって、スケールの大きいものなので、そこに真ん中に立たせていただくのは、手放しに嬉しいとか喜びだけではなく、(オファーを受けて)心臓がバクバクして、そのことしか考えられなくなっちゃうような魔力があるものだと思いました」と振り返り、「今は、もう覚悟が決まってやる気満々です!」と力強く宣言。
「史実を知ったり資料を読み始めたところなんですけど、私がすごく心が動いていて、本当に魅了されていまして。斎藤輝子さんの生き方に驚くし、感嘆するし、笑っちゃうし、そのぐらい波乱の人生を歩まれてきたご家族だとお見受けしたので。事実は小説よりも奇なりと言う言葉が頭に浮かんでしまうぐらい、盛る必要がないくらい面白い家族で女性なので、私が感じている魅力をどう演じようかをこれから考えていきたいと思います」と意気込みを語る。

脚本を担当する宮藤は、15年ぶりの朝ドラ執筆に「もう15年前になるのかとびっくりしました。(前回は)朝ドラの方を知らずに自由に書いていたんですけど、その後色々考えて、できれば実在の人物、そして今は女性が活躍する時代なので、自由に言いたいことを言う女性のキャラクターが良いなと。あくまでコメディをやりたい、夫婦の話をやりたいという思いで」と構想を話しながら、歌人・斎藤茂吉の存在は知らなかったようで「斎藤輝子さんは茂吉さんという偉大な人に全く尽くしてないという、これは朝から見たら楽しいだろうなと思いました」と語る。

河合と宮藤はTBSテレビ『不適切にもほどがある!』以来の再タッグとなるが、宮藤が「夫婦喧嘩のシーンは喜劇になっていないと難しいなと。真っ先に河合さんって思いました。セリフとかお芝居のキレ、思い切りが一番大きかったです」とイメージにぴったりだったよう。
その言葉を受け、河合は「ありがとうございます」と微笑み、「最初にお話を聞いた時に、宮藤さんの朝ドラと聞いて、本当に嬉しかったです。こういう舞台でまた再び宮藤さんとご一緒できるのは本当に運が良いなと。幸せです。楽しみです」と喜びを語った。