
原作は、ミステリ・サスペンスジャンルと恋愛ジャンルを縦横無尽に横断する俊英作家・斜線堂有紀による小説『恋に至る病』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)。2020年3月末に発売するや否や、TikTokの書籍系アカウントによる紹介動画の再生回数が200万回を超える大反響を記録し30回を超える重版を繰り返している話題作だ。そんな衝撃の恋愛小説を実写映画化。興行収入13億円の大ヒット作『月の満ち欠け』で第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した廣木隆一監督がメガホンをとり、内気な男子高校生・宮嶺とクラスの人気者・景のふたりによる不器用で一途な初恋を軸に、同級生の不審死や恋人への恐ろしい疑惑が入り混じる“この秋、最もピュアで刺激的なラブストーリー”として今秋に全国公開する。
4/17(木)、本作公開決定と主演情報は伏せつつW主演キャストの声を使用したシークレットティザー映像の発表以降、「主演は一体誰なのか?」とSNSを中心に様々な予想が過熱。LINEニュースダイジェスト掲載やリアルタイム検索ランキング3位ランクインなど大きな話題を呼んでいる映画『恋に至る病』。
この度、満を持してW主演情報を解禁!内気な男子高校生・宮嶺望を演じるのは、長尾謙杜。昨年、初のアジアツアーを大成功させた人気グループ「なにわ男子」の最年少メンバーで、俳優として今年だけでも『室町無頼』への出演や『おいしくて泣くとき』での劇場用映画初主演など話題作の公開が続く、いま最も旬な若手俳優だ。長尾は、人付き合いを避け、あえて他人と深い関係を紡がないように生きてきた高校生・宮嶺を等身大かつ繊細な演技で表現。見る者の共感と没入感を一手に担う。そんな宮嶺が出会い、初恋に落ち、彼の人生を大きく変えることになる寄河景を演じるのは、山田杏奈。第48回日本アカデミー賞優秀助演女優賞・新人俳優賞のW受賞が話題となり演技力に定評のある彼女が演じる景は、学校中の誰からも好かれる人気者。しかし、周囲で同級生の不審死が続発し、知られざる素顔と秘密が見え隠れし・・・という二面性のある役柄は、まさに映画ファンが山田杏奈に求める、待望の役柄と言える。
ふたりの共演はAmazonオリジナル映画『HOMESTAY』(22)以来2度目となり、劇場用映画での共演は本作が初。
本作について長尾は「恋というものがどれだけ人を動かす力になるか、感じてもらえるのではないかなと思います。」と語り、山田との共演について「寄河景が山田さんとお聞きしてすぐイメージができました。お芝居に対してまっすぐ向き合う姿は変わらず素敵でした。」と振り返る。山田もまた「長尾謙杜さんとも再びご一緒させていただき、どこか危うさのある2人の関係性をしっかり探り合いながらリラックスして作っていけた」と長尾に信頼を寄せ、自身の役について「景をどう表現しようか、彼女の想いはどこにあるんだろうと考え、葛藤しながらも楽しく演じさせていただきました。」とコメント。原作者の斜線堂有紀は長尾と山田のふたりが魅せる演技について「難しい役ではございますが、主演のお二人には頑張っていただけたのではないかと思います。」と語り、「皆さんが見たことのない作品に仕上がっていると感じています。」「恋に至る病に襲われてください。」と長尾が語るように、まだ誰も見たことがない“ラブストーリー”に期待が高まる。
併せて、本編映像を使用したティザー映像を解禁!「私のヒーローになってくれる?どんな私でも守ってくれる?」という宮嶺と景の初恋のはじまりから始まるティザー映像。自転車で並んで下校する様子や水族館デート、おんぶシーンなど眩いばかりの恋の様子が描かれ、本作のカギでもある「好きな人から消しゴムをもらうと両想いになれる」というセリフが印象的に差し込まれる。しかし、映像は一転、波間に浮かぶ水死体を映し出し、「もしかして君は、人殺しなの?」というテロップ、そして「洗脳」「同級生の不審死」「疑惑」「取り調べ」「マインドコントロール」といった単語が一気に並び、画面いっぱいに不穏さが支配する。その後、宮嶺と景のカットに戻り、まるで恐ろしいヒミツを共有するかのように景は宮嶺の唇にそっと指を添える。「たとえ世界が赦さなくても、僕は、君が好きだ。」という宮嶺の抑えられない純粋な思い、その先にあるふたりだけの恋の結末とは?この物語はあまりにも切ない。
資生堂やANNA SUIなどの広告ビジュアルを手掛ける高垣美月によるアートディレクション、サザンオールスターズをはじめとする、アーティストアートワークから広告まで枠にとらわれず幅広い分野で活動するPhotographer フジイセイヤによるスチル撮影のもと、ただのラブストーリーとは一線を画す本作ならではの二面性を表現したティザービジュアルを制作。内気な宮嶺と誰からも好かれる人気者・景が出会い、初恋をし、やがて交わす約束。「どんな私でも守ってくれる?」。恋の楽しさがあふれる印象的な景の笑顔から、初々しくて不器用、でも一途な初恋の行方に期待が高まるビジュアル左側のSide:ピュア。そんな幸せなふたりの周囲で続発する同級生の不審死。やがて宮嶺は「もしかして君は、人を殺したの?」という疑惑を景に抱き、このラブストーリーは徐々に転調し始める。ビジュアル右側のSide:恐怖からはそんなゾクゾク感が滲みます。あまりに大きな闇を抱えた高校生ふたりの、純粋な恋が迎える結末とは?
<コメント>
■長尾謙杜(宮嶺望 役)
皆さんはラブストーリーを見てきたと思います。『恋に至る病』は皆さんが見たことのない作品に仕上がっていると感じています。
恋というものがどれだけ人を動かす力になるか、感じてもらえるのではないかなと思います。
廣木監督と初めてご一緒させて頂きましたが、廣木監督から溢れ出る優しいオーラで現場も和やかな雰囲気でした!廣木監督を感じる演出や撮影方法も楽しませて頂きながら撮影しました。
山田さんとは2度目の共演でしたが、寄河景が山田さんとお聞きしてすぐイメージができました。お芝居に対してまっすぐ向き合う姿は変わらず素敵でした。
ここに注目と言うのはすごく難しいですが、この映画を見て、恋に至る病に襲われてください。
■山田杏奈(寄河景 役)
カリスマ性があり人のことを自在に操る、と周囲に評される景をどう表現しようか、彼女の想いはどこにあるんだろうと考え、葛藤しながらも楽しく演じさせていただきました。
長尾謙杜さんとも再びご一緒させていただき、どこか危うさのある2人の関係性をしっかり探り合いながらリラックスして作っていけたなと思っています。
廣木監督の演出のもと今までに無いようなラブストーリーをお見せできるかと思います。
ぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです!