本作の主演を務めるのは、「あぶない刑事」シリーズで知られる“ダンディー”な魅力と、『ゴールデンカムイ』では“渋カッコいい”と多くのファンを魅了してきた舘ひろし。そんな日本を代表するトップスターである舘ひろしの最新作は、まさかのコメディ。アクションに情熱を燃やす70歳の現役映画スター・南条弘を演じる。
南条のマネージャー・川奈舞役には西野七瀬、南条との出会いで大きく人生が変わっていく少年・来宮亮役には黒川想矢、所属事務所の社長・三宅篤役には吉田鋼太郎が出演。そして、南条の俳優仲間・尾崎誠役には宇崎竜童、尾崎の三人の元妻たちとして、加藤麗子役に大地真央、木村暁子役に真矢ミキ、来宮ありさ役にMEGUMIと超豪華な女優陣が脇を固め、南条が“想い残し”の旅の途中で出会う超個性的な姉弟として、姉の安田しずえ役を南野陽子、弟の康太役を八嶋智人が演じる。

尾崎が起こしたバイク事故にコメントを出したことをきっかけに、世間から「で、南条さんはいつ“免許返納”するんですか?」と詰め寄られ、“免許返納”世論の波に巻き込まれてしまうスターの姿をユーモアたっぷりに描き出す。ダンディーで渋いパブリックイメージを自ら覆す、舘ひろし史上最高の“ノンストップドライブコメディ”がここに誕生する。

舘とは2024年公開の映画『帰ってきた あぶない刑事』以来、2回目の共演となった西野は、「毎日、現場に行くのが楽しみでした」と微笑み、「舘さんがどんなアイデアを現場に持ってきてくださるのかと思って、必ず一つはあったんです。こうした方が良いと思うんだよねとか、このセリフを足してみたらどうかなとか、舘さんが持ってきてくださって監督と現場で作っていくのがあまり無い経験で。『あぶ刑事』の時も見させてもらっていたので、今回はそこに参加できているのが嬉しかったです」と、撮影の日々を振り返る。

西野は舘が演じる南条にズバズバ言うマネージャー・川奈を演じる上で「普通だったら舘さんにこんなこと絶対言えない、という言葉をたくさん言わせていただいて。最初は言って良いのかなって遠慮はあったんですけど、本読みの段階から舘さんの方から『もっと冷たく言っていいよ』『もっと蔑んだ感じで』と言ってくださったお陰で、私もじゃあ遠慮なくいかせていただきます、とズバズバ物怖じせずに言うと言う川奈のキャラを活かしていただきました」と、舘の声かけでより役に入り込めたことを明かす。
その言葉を受け舘ひろしは、「私としては(川奈は)この映画の生命線だと思っています。とにかく南条がバカに見えた方が良いかなと、そのぐらいいつも冷たく突き放してくださいと言うことはお願いしました」と、作品における川奈の存在感を強調した。