Ⓒ京極夏彦/2026映画「死ねばいいのに」製作委員会

解禁されたのは、映子(奈緒)と亜佐美(伊東蒼)が出会うシーン。夜道で男に絡まれる亜佐美を偶然見かける映子。「無視してもよかったけど、、、」と言いつつも亜佐美と目が合ったことで、映子は男に近づき、そして傘を振り上げる。
亜佐美の死の真相を執拗に聞き回るも、「友だちではない」と言い放つ映子の彼女に対する執着はどのようにして生まれたのだろうか。そして、生前の亜佐美の様子から、彼女がどういった人物だったのか、その輪郭を垣間見ることができる。亜佐美自身から漂う空気感は、自ら危うさを呼び寄せている様子があり、俳優・伊東蒼が持つ表現力の幅と凄みを感じることができるだろう。

同時に解禁された場面写真では髪の毛を掴まれている亜佐美の姿が捉えられている。髪を掴むその腕にはタトゥーが彫られていて、亜佐美は抵抗することなくどこか諦めたように受け入れるような表情で相手を見上げている。また、チラシ裏面にも使用されている、夜の屋上で笑顔を向ける亜佐美の表情は、優しく微笑みかけているようにも、愁いを帯びているようにも、どこか諦観しているようにも見え、語る者によって印象の異なる彼女の多面性を感じられる。