この日の会場には本作の象徴でもある“巨大な口”をモチーフにした特設ステージが設置され、その“口”の中から登場したキャスト陣。実写映画初出演となるMOMONAは「こちらのお話をいただいた時からまず原作を読ませていただいて最後にアンケートの意味がわかると本当にゾクッとする2重で面白い作品となっています。映画化してまた違った面白さが味わえる仕上がりとなっております」と出来栄えに太鼓判を押す。続けて「原作からだいぶ素敵なアレンジがありまして…」と深堀りしだすと周りのキャスト陣はニヤニヤ。監督が「ヒヤヒヤしてますよ、ネタバレするんじゃ」と指摘すると、MOMONAは「大丈夫です!ここまでしか言いません」と大慌てしつつ、「原作から入ってもすごく面白いと思います。映画見た後にあれは一体なんだったんだろうって考察する時間がすっごく熱く盛り上がるだろうなって仕上がりになっています。その後に原作を読んでもすごく面白いと思います。なのでそういったところはどんでん返しが後半にかけて…」と熱心に本作の見どころを話すも、またしても監督から「もう全員がどんでん返しがあるんだって思ってます」とツッコまれ「どんでん返しないです!この映画からしか感じられないゾクゾク感というか自分もこの映画の目撃者になってしまったみたいなすごい面白い要因があるのですごく注目してみていただいたらいいんじゃないかなと思います」とネタバレに気をつけながら「これは大丈夫ですか?」と逐一確認する姿に会場は笑いに包まれていた。

イベントでは“口が災いの元“となり不可解な出来事に巻き込まれていく物語である本作にちなみ、キャスト陣が『これまでに口にして後悔したこと』をフリップする場面もあった。
MOMONAは『ケンチャナヨ』とハングル語で書いたフリップを掲げ、「これは有名な韓国語の単語で“大丈夫です”って意味なんです」と説明。ME:Iとしても活動する中で韓国に訪れた際に韓国では『ケンチャナヨ』と聞かれることが多い層で「文化が違うので思いっきり(冷房を)キンキンにされちゃったりめっちゃ辛いの来たり、韓国で『ケンチャナヨ』を言ってもっと意味を深堀りすればよかったみたいな後悔は結構しがちです」と苦笑いしながら「韓国に行った際には皆さん意味をちゃんと理解してから『ケンチャナヨ』をおすすめします」と呼びかけた。すると監督が「この映画、大丈夫ですって言っちゃったがために今ここにいる?」と質問、するとMOMONAは「心から大丈夫なのでここにいます。安心してください」と食い気味に答え会場を笑わせていた。

一度見たら忘れられない手のひらサイズの装丁とたった60ページという短い物語の中でしっかりと恐怖を味わえる“新感覚な読書体験”としてSNSを中心に話題が拡散した同名小説(著者・背筋/ポプラ社刊)を実写映画化。大学生たちが心霊スポットとして知られる墓地に肝だめしに向かったことを発端に巻き起こる物語を描く。