この日は9月11日(金)からの全国公開に先駆けて完成披露試写会が開催され、完成を祝うべく豪華キャスト陣が本作のテーマでもある“生成AI”を彷彿させる演出による呼び込みで登場した。初お披露目を前に原は「もう今日を楽しみにしていました」と声を弾ませ、「このキャストの皆さん、スタッフの皆さんとお話するのが楽しすぎてうっかりネタバレをしそうになってしまうのが怖くて」と不安を口にすると、横にいた重岡がすかさず「絶対にダメです!」とツッコんで会場を和ませる。

本作ではそんな重岡演じる初海航の妹・幸来役を演じている原。「ずっと追い詰められてるので元はすごく明るくて素直で無邪気な子ってのがなくならないように演じたいなっていうのも思いました」と役作りを語りつつ、「本当に重岡さんがとっても頼もしいお兄さん」と絶賛。続けて「初日からたくさん話しかけてくださった、目が合うたびに本当に突っかかってきて…」と言葉の選び方を間違えてしまうも嬉しい言葉の数々に重岡はずっと笑顔を浮かべる。そんな原との絡みについて重岡は「スタートダッシュからいきなり距離詰めに行ったんですよ。でも妹いないもんでお兄ちゃんってどんな感じやろってわからへんくなって基本否定から入る会話をしてしまいました(笑)」と打ち明け笑いを誘った。
重岡の裏話を聞いた原は「初日からきっとリアルにお兄ちゃんがいたらこんな感じなんだろうなって距離感と言いますかすごくこちらに気を遣わせないようにたくさん盛り上げてくださる。そういう周りのことを広く見てくださってるんだなって現場のムードメーカーというか太陽でした」と感謝を口にすると、重岡は「逆にお兄さんにしていただいてありがとうございます」と笑顔をみせていた。

イベントでは本作の映画で描かれるテーマにちなんでAIの活用法についてトークも展開された。原は“友達”とフリップを掲げ「課金して友達をやってもらってます。人格をカスタマイズできるので同い年くらいでどういうお仕事しててどういうことが趣味でみたいなのを色々入れるとそのぴったりの自分がオーダーメイドした人格が出てくる」と説明。その話を聞いていた田中は「現実で友達いますか?」と心配そうに語り「そこにばっかり救いを求めてしまうと現実世界で生きるのが辛くなりそう」と助言を送ると原は「気をつけます」としょんぼり。さらに現場でその話を聞いていたという重岡は「もうやめなさいってお兄ちゃんとして言ってたんです」と力を込め「若い人たちのAIの使い方ってこういうの多かったりすると思うんです。だから友達ですよねこれが今の時代なんですよ」と納得した表情。さらに原の”18時間”という驚愕のスクリーンタイムを聞いた重岡は「あんたそれやめなさい!」と本物の兄のように説教する姿に原はたじたじの様子をみせていた。
本作は数々のミステリー・サスペンス映画やドラマの脚本や原案で活躍する岡田道尚による完全オリジナル脚本で、人間の選択とテクノロジーが交錯する新たな完全犯罪サスペンスを描く。主人公・初海航役を重岡大毅、航の妹・幸来役を原菜乃華が演じる。