©映画「ウォーターガーディアンズ」製作委員会

映画『ウォーターガーディアンズ』完成披露上映会の舞台挨拶には、森愁斗(BUDDiiS)、田辺桃子、椿泰我(IMP.)、小西詠斗、砂田将宏(BALLISTIK BOYZ)、小泉光咲(原因は自分にある。)、長野蒼大(VOKSY DAYS)、瀧川元気監督が登壇。本作で秋山郎樹の父親役を演じたオラキオが MC を務め、作品への想いや過酷な撮影の舞台裏を語ったほか、本作にちなんだスペシャル企画で会場を盛り上げた。

映画初主演を務めた森は「本当に同世代のキャストの皆さんと、素敵な作品が撮れたと思っています」と自信をのぞかせ、田辺は満員の客席を見渡しながら「上のほうまでびっしり、たくさん集まっていただいて本当にうれしいです」と笑顔を見せた。椿は「どうも!IMP.の元気印!2つの筋肉がバキバキッ!椿泰我です!」とおなじみの自己紹介を披露し、会場の笑いを誘った。続けて「普段のキャラクターとは違う役を演じさせていただきました。作品で関わらなければ、なかなか知ることのできないライフセービングの世界を同世代の仲間たちと演じ、皆さんにも少しでも知ってもらえたらという思いで臨みました」と本作への想いを語った。

小西は「この熱い熱い映画とともに、最高の夏を一緒に迎えましょう!」と呼びかけ、砂田は劇中から大きく変わった髪形に触れながら挨拶。小泉は、この日かけていた眼鏡をアピールし観客を楽しませた。映画のメインキャスト、そして舞台挨拶への参加がともに初めてだという長野は、「めちゃくちゃ緊張しているんですけど、皆さんと今日は楽しみたいと思います!」と初々しく意気込んだ。

瀧川監督は撮影を振り返り、「僕もみんなと同じくらい海に入り、泳ぎながら演技指導をしていました。暑くてしんどくて、『今回は無理かもしれない』と思ったことも何度かありました」と告白。それでもキャスト、スタッフとともに撮影を乗り越え、ようやく観客へ届けられたことに喜びをにじませた。

まだ緊張が残る登壇者と客席を盛り上げるため、オラキオの音頭で「元気があれば何でもできる!1・2・3、ダー!」を全員で行うことに。最初はやや控えめだった観客の声に、椿が「もう一回いきます?」と提案し、二度目は会場全体から大きな「ダー!」が響き渡った。舞台上と客席が早くも一体となり、温かな雰囲気の中でトークコーナーがスタートした。

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同世代の仲間たちと過ごした撮影について聞かれ森は「過酷なこともありましたが、何より楽しかったです」と回顧。「同じ世代の皆さんと、一つの作品を完成させるという目標に向かって突き進むことと、役柄としてライフセーバーを目指し、一つのものに向かっていくことの両方に青春を感じました」と語り、「撮影を通していろいろな経験をさせてもらい、すごくいい作品に巡り合えたと思っています」と充実した表情を見せた。

ライフセービングの講師を演じた田辺は、撮影前にキャスト陣がライフセーバーの講習を受けていたことを明かし、「その時点でものすごくしんどいトレーニングだったんです」と説明。それでも「みんな体当たりで頑張っていて、誰一人として弱音を見せなかった。役と同じように、素の自分たちも諦めずに食らいついていたので、撮影が始まる
前からチームができていると感じました」と、仲間たちの姿を頼もしそうに見守った。

キャスト陣のチームワークについて、椿は「キャストというより、本当の部活動の仲間のようなイメージでした」とコメント。中でも、走って、泳いで、再び走る過酷な「ラン・スイム・ラン」の撮影は、実際に何度も繰り返したといい、「みんなで背中を追いかけながらやっていました」と振り返った。小泉が「溺れかけたレベル。本当にきつか
った」と明かすと、椿は「すごく演技がうまいと思ったら、ちょっと溺れていました」と冗談交じりに語り、小泉も「あれは演技じゃないです。ガチです!」と応じて会場を温めた。椿は「それくらいみんな必死だったので、お互いの姿から刺激を受けながら最後まで走り抜けました。そのリアルな熱さが、作品にもたくさん描かれていると思います」と力を込めた。

また、肌を見せるシーンが多い本作ならではの役作りについて尋ねられると、椿は「撮影に入ってからも、プロテインを飲んだり、筋トレしたり、みんな最後までパンプアップしていました」と舞台裏を披露。一方、冷静沈着なメガネ男子を演じた小泉は「僕はインテリキャラなので、バキバキすぎたら違うかなと思って。役作りです」と弁明し、
笑いを誘った。

イベント後半では、森が演じたチャラ系イケメンの主人公・海翔にちなみ、「胸キュンナンパセリフチャレンジ!」を実施。小泉、砂田、長野、小西、森が、くじで引いた“海翔が言いそうな胸キュンナンパセリフ”を披露し、田辺、椿、瀧川監督、そして観客の判定で優勝者を決めることとなった。

トップバッターの小泉は「本気で一目惚れしたんだ。海の家の特別席空いてるから、俺にチャンスくれない?」と、長いセリフを見事に披露。審査委員長を務める椿は、緊張を見せながらも短時間でセリフを覚えた姿勢を称え、「演技として大変素晴らしかった!」と熱く講評。

続く砂田は、長野を相手役に見立て、「今日も暑いね。海の家で、おいしいかき氷食べない?」とアクションを交えながらアピール。長野は「海の家でバイト中なんだけど……君のためにサボっちゃおうかな?」と低い声で披露し、椿から「中尾彬さんのモノマネを……」とツッコまれると、「やってない、やってない!」と慌てて否定して会場を
沸かせた。

小西は「あ……そこの君。君がかわいすぎて、俺の心が溺れそうなんだけど……助けてくれる?」と甘いセリフを披露し、会場から大きな歓声が。田辺も「かっこよかったです!キュンキュンしました」と高く評価した。

最後に“本家”として登場した森は、「こんなセリフを言った覚えはないけどな」と照れ笑いを浮かべながらも、「君から目を離すのが一番危険だから……俺の隣にいてくれる?」と、落ち着いた声で客席へ語りかけた。会場からこの日一番の大歓声が上がると、椿は「今まで長々とコメントしていたんですけど、今の『キャー!』という声がすべてだったと思います」と絶賛。田辺と椿、さらに観客から支持を集めた森が優勝し、“本家”の貫禄を見せつけた。

©映画「ウォーターガーディアンズ」製作委員会

続いて、「みんなの絆を見せつけろ!連想レスキュー!」と題したジェスチャーゲームに挑戦。スクリーンに映し出されたお題「イルカ」を男性キャスト陣がジェスチャーで表現し、田辺と瀧川監督が答えるというルールで、キャスト陣は泳ぐような動きを見せながら懸命にアピールした。しかし、二人が導き出した答えは「レスキューのトレーニングシーン」。正解の「イルカ」にはたどり着けず、森は「俺、イルカをやってたけどね!」と悔しそうな表情を見せた。田辺も「飼育員さんみたいな人がいたから!」と釈明し、会場は笑いに包まれた。

さらにイベントでは、映画の公開を記念し、東京、名古屋、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、愛媛の全国8都市を巡る舞台挨拶ツアーの開催がサプライズ発表された。スクリーンに情報が映し出されると、客席からは大きな歓声と拍手が。オラキオも「どの会場でも、さっきのゲームをやりますからね!」と冗談を飛ばし、さらなる期待を膨らませた。

最後に森は「去年の夏、みんなで頑張って撮りました。青春や友情、恋模様など、いろいろな青春の要素が詰まっています」と本作をアピール。さらに「何より、みんながライフセービングに出会い、ライフセーバーになるという夢を追いかける姿には、すごく心を打たれるものがあると思います。この映画が、皆さんの背中を少しでも押すことができたらうれしいです。ぜひ何度でも観てください」と呼びかけ、熱気と笑顔にあふれた完成披露上映会を締めくくった。