
本作はブロードウェイの“大スター”ファニー・ブライスの半生を描き、1964年にブロードウェイで初演されたミュージカル。2022年には半世紀以上の時を経てリバイバルされ、現代にふさわしく生まれ変わった作品が日本に初上陸。望海風斗がファニー・ブライス役、坂本昌行がその夫で賭博師のニック役を務め、初共演となる2人が波乱万丈な人生と愛の物語を描く。
初日を間近に控えた心境について望海は「いよいよ皆さんに見てもらう時が来たんだなって非常にワクワクしています」とニッコリ。坂本も「稽古中から僕は見る側の時間が多かったのでお客様と同じような感覚でずっと見ておりました」と振り返り「1分でも1秒でも早くお客様にお届けしたいと思ってます」と期待を膨らませた。

今回が初共演となる2人。稽古を重ねて感じた坂本の印象について望海は「ニックと坂本さんが重なる部分に毎回新鮮に驚かされる部分があった」といい、「登場されるだけで人を魅了してしまう。それに毎回私は驚いてる」と絶賛。衣装をまとった姿には『ゴージャス!』と感じたことも明かし「登場しただけで人を魅了してしまう説得力はご本人の持ってらっしゃるオーラと重ねてこられたものがあるんだなって隣で色々と学ばせてもらってます」と尊敬の眼差しを向けた。
一方、坂本は望海について「普段は非常にナチュラルというかニュートラルな方って印象がすごく強い」とコメント。「僕の場合、稽古に入ると休みの時間でも集中しちゃってて皆さんとのコミュニケーション取らないタイプなんですけど、全然フラットな方なのでその辺は僕にないすごさを持ってらっしゃる」と感心しつつ「稽古に入るとガラッと変わる。その辺のギアチェンジというか頭の良さというかクレバーなとこを感じますね」と語った。
さらにお互いの“ファニー”な一面を尋ねられると望海は坂本について「ちょっとした時にふとおっしゃることがめちゃめちゃファニーだったりする」とニッコリ。具体的なエピソードを求められるも「言えないです!」と笑い、坂本は「変なこと言ってないです」と返して笑いを誘った。
同じ質問に坂本は「ファニーというかすごいなという意味で、このファニー・ブライスという役を自分のものにされてる瞬間がある」と望海の演技を絶賛。さらに望海自身について「宝塚時代トップされてた方なんですけども、失礼な言い方かもしれないですけど微塵も感じない」といい、これまで共演してきた人には「なんとなくその香りを感じる」としながら「感じられないというか。望海風斗ではない普段の彼女が垣間見られるというか、それが非常に魅力的だし楽しいです」と印象を明かした。
これを受け望海は坂本と芝居をしている最中に「今とんでもない瞬間なんじゃないかな」と我に返ることがあると告白。「ファニーとしてニックに対して言ってることでもすごい失礼なこと言ってんじゃないかな」と日本を代表するアイドルだった坂本に感じることもあるという。続けて「登場されたところとか踊られた瞬間に釘付けになる」と坂本の存在感を絶賛し、「それを間近で稽古場からずっと見られてるのが幸せでしたし、特にダンスシーンは着替えをいかに早く終わらせて袖で見るかって今ずっと考えてます」と楽しそうに明かした。

最後に坂本は「この『ファニー・ガール』という作品に参加できたこと心から嬉しく思います」と喜びを噛みしめながら「日本のミュージカル史の中でもこの『ファニー・ガール』というものは皆さんの心に残る作品だと思っております。多分この作品見ないと後悔することになると思いますんでぜひ皆さん劇場にいらしてください」と力強くアピール。
望海も「ミュージカルを続けてきて本当に良かったなってやっていて思える瞬間がたくさんあった」と思いを込め、「音楽もそうですし、このストーリーもそうですし、皆さんの人生の中で何か重なる瞬間だったり、思い当たるものがあったりとかすごく人生に寄り添ってくれてる作品」と魅力を語り、「これぞミュージカルってシーンもたくさんありますし、私はやっていてミュージカルが大好きだなって感じています。この作品が本当にたくさんの方に届いてほしいなって願ってやまないのでぜひ劇場でそれを体感していただけたらなと思います」と呼びかけていた。
本公演は東京公演(日生劇場)2026年9月8日~9月29日、大阪公演(梅田芸術劇場メインホール)2026年10月9日~10月18日、福岡公演(博多座)2026年10月24日~11月1日、愛知公演(御園座):2026年11月10日~11月15日の日程で開催される。








