本作は沖田修一監督・長編映画デビュー20周年となるアニバーサリーイヤーに贈る完全オリジナル新作。年齢も育った環境も異なる、3人の「さとこ」という女性たちが自由でみっともなくて愛おしい日々を【自分の物語】として書き始めたとき3人の人生が交差していく姿を描く。3人の「さとこ」をトリプル主演で有村架純、石田ひかり、姫野花春が演じる。

この日は撮影以来3人の「さとこ」が初めて集結するトークイベントが開催された。沖田監督作品のファンだったという有村は「監督の作品の話を伺った時にも本当に嬉しくて台本を読んでもワクワクが止まらない胸のときめきを覚えてます」とオファーを受けた当時を回顧。長編映画デビュー20周年の記念作への参加に「お力添えをさせていただけたことがとても光栄に感じております」と喜びを語った。また公開を目前に控えすでに試写などで鑑賞したファンから寄せられている感想にも目を通しているそうで「この映画をすでに愛していただけてるってすごく実感していて、ものすごくポジティブな感想が多いのでそれがとにかく嬉しい」とニッコリ。さらに「何より沖田監督がどれほどの方々に愛されてるかってところを改めて実感する」といい、「沖田監督の作品に携わることができて幸せな時間だったなって思います」としみじみ。同じく沖田監督作品のファンだという石田も「いつか沖田監督の作り出す世界の一員になりたいとずっと思っておりましたので今回念願叶って参加させていただけたことを本当に嬉しく思っております」と喜びをコメント。約300人のオーディションから抜擢され、本作が映画初出演にして初主演となる姫野は決定の連絡を受けた当時について「驚きに驚いて震えました」と目を丸くして振り返りつつ、この日は「すごく緊張しつつもとてもワクワクしております」と初々しく笑顔をみせた。
また脚本について聞かれると有村は「一読した瞬間から面白い!って感じました」と声を弾ませ、「ちゃんと刺さってくるセリフもあるんですけどそれが沖田監督らしいユーモアに包まれて人間のおかしみみたいなものがすごく詰まってる味わい深い台本」と絶賛。完成した映像を見た際にはその魅力がさらに増していたそうで「私はこの作品を見て『面白すぎるんだけど』って口にもう言っちゃってたんですよ(笑)声に出して笑ってた」と明かし「それぐらいに感激しましたね」と語った。石田も「あれ?どういうこと?ってところが面白い」と話し、「本当に絶妙に絡み合っていくんです。そこは楽しみに見ていただきたい」とアピール。姫野も「台本を読みながらよくわからないぐらい笑っていて」と思い返しながら個人的な些細な出来事から広がっていく物語について「世界中の人に通じてることなんじゃないかなって、物語の大きさみたいなところに私はすごく感動していました」と語った。

イベントではタイトルにちなみ自身の特徴や癖を明かすコーナーも行われた。有村は「架純はいつも深呼吸をする癖がある」と回答。「集中すると呼吸を忘れがち。『なんか息してなかった』みたいな時があったりする」と明かし、特に撮影中は緊張することもあるため「自分に打ち勝つために深呼吸をしっかり。お腹まで息を吸って吐くという準備運動してます」と自身のルーティンを語った。一方、石田は「ひかりはいつもつい空を見上げてしまう癖がある」と回答。洗濯物を外に干すのが好きだそうで「洗濯物どころか、お鍋とかも日に当てて生きてきた」と明かし、「昔からお日様の匂いが本当に好き」と笑顔を見せた。一方、石田は「ひかりはいつもつい空を見上げてしまう癖がある」と回答。洗濯物を外に干すことが大好きだそうで、最近は天候が不安定で外干しができないことからドラマで話題のコインランドリーへ行ったという。「ちょっと誰か来るんじゃないかと期待しましたけれども30分ぐらい待ってて誰も来ませんでした」と笑いを誘っていた。

最後に有村は公開を1週間後に控え「姫野さんが世の中に見つかるまであと1週間、私はそれもすごい楽しみ」と期待を寄せ「本当に可愛らしくその一生懸命さが笑えるみたいなとっても素敵な15歳のさとこさん」と姫野を絶賛。石田についてもトランポリンに乗ってるシーンに触れながら「ひかりさんも本当にキュートでとっても魅力的に演じていらっしゃいます」と紹介し、「この人間の不安定さみたいなものをとっても愛嬌のあるタッチで描いてくださっていると思うのでぜひぜひたくさんの方々に楽しんでいただければなと思います」と呼びかけていた。