© 2026 映画「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」製作委員会

今から約60年前の1963年、全米ビルボードチャートで、日本人が歌う曲が3週連続1位という日本音楽史に残る快挙を樹立した。その曲の名は「SUKIYAKI」。いまだ世界中で愛され続ける「上を向いて歩こう」である。今から少し昔の高度経済成長期、今と同じように人々がもがき苦しみ、心に不安が蠢いていた時代に、3人のバイタリティにあふれた日本人が、世界を魅了することになる珠玉の名曲「上を向いて歩こう」を生み出した。“689トリオ”と呼ばれた作曲家・中村八大を岡田准一が、作詞家・永六輔を松坂桃李が、歌手・坂本九を仲野太賀が演じ、3名全員が大河ドラマ主演俳優かつ日本アカデミー賞受賞者が昭和の伝説のトリオ「689トリオ」を演じ、名実ともに日本映画界の頂点を極める三人が一堂に会する“奇跡のキャスティング”が発表されると、大きな期待の声が寄せられた。
名匠・瀬々敬久がメガホンをとり、逆境の中、時代を切り開いた男たちが魂を紡いで作り上げたこの「SUKIYAKI」の誕生秘話を、事実に基づいたフィクションで、令和の時代にエンターテインメント大作として映画化。

本作は、本日10月26日(月)に開催を迎えた『第39回東京国際映画祭』(10月26日~11月4日まで開催)のオープニング作品に選出。
岡田、松坂、清野、瀬々監督は大粒の雨が降り注ぐ中、各界からの豪華ゲストが集うレッドカーペットを練り歩き、その後ヒューリックホールにて行われたオープニングセレモニーにも参加。「東京国際映画祭のオープニング作品に選ばれたことを光栄に思います。この映画は音楽を体験する良さが詰まった作品に仕上がったと思っています(岡田)」、「去年の4月から撮影があり、1年ちょっとかけて今ようやく皆さんの目の前にお届けできることを光栄に思っています。今作は参加型といいますか、会場にいるようなライブ感を味わえる作品になっているのでぜひ楽しんでいってください(松坂)」、「撮影で(岡田さんや松坂さんや)皆さんのステージを客席から見させていただいて、役を超えたみなさんの魂のぶつかり合いを目の当たりにして胸にくるものがありました(清野)」と語るなど、世界に向けて作品をアピールした。

© 2026 映画「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」製作委員会

さらにその後は丸の内ピカデリースクリーン2にて実施された舞台挨拶に登壇。10月24日には第46回ハワイ国際映画祭で上映されているが、日本では本日がアジア初上映。ついにその日を迎えた気持ちを聞かれた岡田は「こんなにも映画を体験することにふさわしい映画に出会いました。(観客の皆さんに)音楽を感じていただいて、映画館を出る時にどんな気持ちになるのか教えてもらいたい(岡田)」と喜びを語り舞台挨拶はスタート。アジアで初めての上映ということもあり、「ここまで体験・体感できる作品を僕は観たことがない。この作品は本当に映画館で見るべき作品だと思いました。これから観ていただいたらこの言葉の意味が解ると思います(松坂)」、「みんなで会場に入ってくるときにお客様が温かな拍手で迎えてくださってこの映画を楽しみにしてくださっているのを感じました。演奏シーンは特にグッとくる場面ばかり。現場で何度も涙しました(清野)」「今日は日本で初めての上映。試験を受ける学生のようにすごく緊張しています。ぜひいい点をつけてください(瀬々監督)」と答え、興奮した様子を見せた。レッドカーペットを歩いた気持ちを聞かれると清野は「緊張と楽しみで昨日は眠れなかった。雨の中でも皆さんが大きな声で声をかけてくださって緊張を忘れられました(清野)」とコメント。

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本作では岡田・松坂・清野は実在の人物を演じており、それぞれ「音楽映画ということでピアノを弾く役でした。僕は撮影するときに画の制限をつけたくないのでひたすら練習をしました。仲野太賀君が生で歌っているので、ピアノも生な方がいい。AIには出せない雑味みたいなものを出したくて、呼吸を閉じ込めたいと思って大事にしていました。撮影現場が一つになれる感覚を味わえる現場だった。(岡田)」と振り返る。それを受けて松坂は、「練習している感じを表に出さないから岡田さんはすごい。周りもみんな岡田さんならできるだろうと淡々と進んでいくのにびっくりした。(松坂)」と語ると、岡田は「監督は松坂君演じる永六輔さんの角刈りのことしか気にしてなかった(笑)松坂君と仲野君しかほめてくれなかった(岡田)」と暴露。「岡田さんのピアノは素晴らしいですよ、今だから言うんですけど(瀬々監督)」と監督が答えて場内に笑いに包まれるなど瀬々組の息がぴったり。「役を演じるにあたって、永六輔さんのことを知っている方のエピソードを聞くと皆さん印象が違うけど、共通しているのは言葉を大事にして愛した人なんだなって思いました。それを念頭のおいて演じました(松坂)」と、「音楽に向かって生き生きしている八大さんのことが大好きな女性。何があっても好きな音楽を続けてほしいと一歩離れたところから支えたいと思って撮影していました(清野)」と、それぞれこだわったことをコメントした。

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遺族の方が撮影現場に見学に来たことに関して「ご遺族の方とお墓参りに伺わせていただいた時に「中村八大をお渡しします」と言っていただいて覚悟が決まった。モノマネにならないようにしたいと改めて思った(岡田)」「永さんが実際に着用されていたお洋服を劇中でも着させていただいた。遺族の方が「あ、お父さんだ」ってお話しされて。さらに試写を見た後に間接的にも、「父がいるようでした」と言ってくださったのが凄く嬉しかった(松坂)」という裏話を語った。

さらに本日は丸の内ピカデリーにて実施された舞台挨拶の後には、TOHOシネマズ日比谷スクリーン12に場所を移し、再び舞台挨拶に登壇する。