――今回ドラマ現場の新人AD役を演じ、どのように感じましたか?
- 普段の現場でも自分と年の近いスタッフさんとたくさんお会いします。朝早くから夜遅くまで頑張っている姿を見て、本当にすごいなとリスペクトしていましたが、実際に演じてみてより一層感謝と、そんな皆さんと一緒に作品を作れることが嬉しいと思いました。
――現場の雰囲気はどうでしたか?
- シリアスなシーンが多い中でも、スタッフさんとキャストの皆さんは和気あいあいとしていて、小宮さんと一緒のシーンが多かったのですが、空き時間に美術さんが作った架空のポスターで宣伝対決をしたり、本当に優しいお兄さんでした。
――撮影中、印象に残っているエピソードがあれば教えてください
- 新人AD役なので、バッグに養生テープをひっかけて持ち歩いているのですが、本物の助監督さんが「バミリ!」ってADさんに言っているのを見て、私が早く自分で先にバミリを貼るということもやっていました(笑)。後半になるにつれていくと、助監督さんが私の顔を見て「バミリ!」って言うんです。なので、「はい!」って答えて貼っていました(笑)
――役として演じるだけでなく、実際にADとしての動きもされていたんですね(笑)
- 楽しかったです(笑)
――志田さんから見た“プロ彼女”はどういう存在に思いましたか?
- 立ち回りが上手で、少し怖いなっていうイメージでした。実際に会ったら少し怖いですが、色々とお話を聞いてみたいです。
――“プロ彼女”の影響を受け、後半にかけて豹変する波間を演じるのに、ギャップを生み出すのは難しかったですか?
- 1話、2話、と順番に撮っていたわけではなく、シリアスなシーンを撮っていて、また急に明るい波間ちゃんに戻るというのも何回かあり、そういう部分での切り替えは少し難しかったです。
――視聴者の方の反響が楽しみですね
- 楽しみです。どうでしょうか……1と2がすごく話題になっているので、3も楽しんでいただきたいです。
――シーズン3の舞台となる芸能界は、おそらく視聴者の皆さんもかなり興味のある世界かなと思います
- でも逆にこういう世界なんだ、って真に受けられてしまうのも怖いです(笑)。フィクションです!
――今回の役もかなり挑戦的だったと思うのですが、今後演じてみたい役や出演してみたい作品はありますか?
- 今までは明るくて活発な役が多かったので、今回みたいな狂気的な役や、専門用語を使うお仕事ものにも挑戦してみたいです。
――プライベートで挑戦したいことはありますか?
- 21歳になって、お酒も飲めるようになったので、行きつけのお店を見つけて「いつものください」って言って飲むのをやってみたいです。1人で特別な感じを出したいです(笑)
――『プロ彼女の条件』シーズン3の見どころを教えてください
- 1話が2、3分で手軽に見られるのですが、テレビドラマサイズ1話分と同じくらいの迫力があります。どんどん続きが見たくなるような怒涛の展開が後半戦になるにつれて待っているので、楽しみに見ていただけたらと思います。
――最後に作品を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いします
- 今、ショートドラマは年齢問わず、手軽に見られるものになっています。今回の『プロ彼女の条件』は、きっと皆さんの期待以上のものを作れたんじゃないかなと思います。皆で作った熱量が視聴者の皆さんにも伝わったら嬉しいです!
撮影:泉健也