本作は、結婚を控えた主人公が、自分の全データを同期させたAIに人生相談を始めたことで、心の奥底に眠る本音を暴かれ、やがてAIの甘美な肯定に導かれるまま破滅へと突き進むダーク・サスペンス。

ドラマ放送を翌日に控えて行われた先行上映会では、砂田、内山に加えてBALLISTIK BOYZのメンバーも一緒に鑑賞。

その後の記者会見で、主人公・相内亮佑を演じる砂田は完成した作品を見て「やばいやつでしたね、亮佑」とポツリ。「もちろん台本をしっかり読んで、映っていたシーン全部分かっているはずなのに、改めて一本に繋がった作品を見て、怖っ!って思いました。AIによってどんどん変わっていく亮佑が、今、AIが身近にある時代で、リアルな作品だなと。こんなホラーだったっけ?って思ってしまいます」と感想を述べる。
自身の主演作を先行上映会という形でファンの方々と一緒に見て、「一緒に見れたのは嬉しいですし、恥ずかしい気持ちもありながら、今までになったことないような感情でした。ずっとソワソワしてました」と心境を明かした。

本作が地上波初主演作となった砂田は「初めてこのお話をいただいた時は、一つ夢が叶ってすごく嬉しかったのと、プレッシャーと。正直、本読みの段階ではしっくり来ていなくて、求められているものに自分が答え切れていない感覚で不安はあったんですけど、撮影が始まってからはすごく馴染んでいて、自分もちゃんと納得いくものを撮れるようになっていったので、すごくよかったですけど、最初は不安とプレッシャーが大きかったですね」と、オファーが来た時の心境を振り返る。
役作りでAIを活用したようで、「亮佑がMIRAに相談しているようなこととかを、実際に聞いてみたりするんですよね。もちろん全く同じ回答ではないんですけど。自分のことを初めて本音で話したのに何も返ってこない沈黙、みたいなのは、役作りで使っていた時も、ずっと即答で返ってきたのに、急にチャッピー(ChatGPT)が全然返してこない、みたいな」と、リアルを追求する役作りとなった。
また、情報解禁前に公開されていたAI生成された将来の姿については、「体気をつけないとまずいなって思いました。親からも『気をつけないとああなるんだよ』って言われました」とショックを受けたよう。

最新AI・MIRAを演じた内山は「MIRAも怖すぎましたね。機械が喋っているので人格はないはずなんですけど、後半は亮佑を煽っているように聞こえましたし、ことが起こってしまった後は何も悪びれず、もうちょっと情報をくれれば、みたいなことを言っていたので、ひどいなという感じでしたね」と、演じていた身でAIの恐ろしさを実感したようだった。

完成した作品を見た砂田は内山の声に感動し、「すごいですね。最後のセリフとか、すごすぎて言葉が出ないというか」と話しながら、「さっき楽屋に戻ってから、他のメンバーが僕より内山さんに話してて、『アニメのアレがめっちゃ好きです!』とか。皆で何が違うんだろうとか、ずっと話していました。それぐらい、一流の声優さんってすごいなと改めて感じました」と目を輝かせた。
そんな絶賛の声を受けた内山は「いざ収録が始まったらすごい苦戦しまして。最初の1ページが進まなくて、何回も何回も、次はこういうバージョンで、もっと怒らせる感じで、フレンドリーな感じで、と何回もやったので、全然順調ではなかったです」と苦労を語り、「どんどんやっていくうちに、MIRAも一人のキャラクターとして、まるで感情があるかのように、後半は特にダークな面も見せていこうと、機械音声に捉われることなく、幅広い表現をしていこうとなりました」と、アフレコで役を掴んでいったと話す。

BALLISTIK BOYZの「All you need is me」が主題歌を担当していることについて、砂田は「すごく嬉しいです。最初は決まっていなくて、後からぜひばりで楽曲を、と言われ、ピッタリの曲がちょうどある!と思ったので、この曲にしてほしいと思った曲を選んでいただけて嬉しいです」と笑顔を見せた。
試写会ではBALLISTIK BOYZが「All you need is me」を生パフォーマンス披露。砂田は「今回(ドラマが)決まったことも喜んでくれて、全員来てくれて、皆で見れたのも嬉しかったです」と喜びを語った。

そして、本作はARG(Alternate Reality Game:代替現実ゲーム)と連動し、ドラマに留まらず物語が広がっていく試みとなっており、会見でも謎の記者が質疑応答で「ECサイトに台本が出品されている」「制作現場で看過できない問題が起きていたのでは」と追求し、プロデューサーが制するという、会場内が騒然とする展開に。
これもARGの仕掛けと一つになり、詳しくは「日テレ台本流出」で検索すると判明するとのこと。砂田は「ゲームってキャラクターを自分で動かしてプレイするじゃないですか。ARGは皆が主人公になって、その世界観に生きている感じでプレイしていくんです。今、ちょっと体験してもらえた感じはありましたね」と話した。

ドラマ『AIに話しすぎた男』は、4月29日(水)25時35分〜26時05分に日本テレビにて放送。本作と連動したミステリーゲーム「流出したドラマ台本」は発売中。ゲームの中では、砂田とメッセージのやり取りを行うシーンや内山のAIボイス収録シーンも登場する。