
――主人公の葉子はどんな役柄ですか?
とても明るい性格ですね。ポジティブなところは自分自身とも似ていると思います。実際に、このドラマの原作者で主人公のモデルの黒栁桂子さんが現場にいらっしゃったのですが、表情と声のトーンですごくポジティブな方だとすぐわかりました。”刑務所の栄養士”というのはなかなか難しい仕事だと思います。ただ、このポジティブさと明るさだったら、 受刑者の皆さんとも1対1の人間同士としてお付き合いができる方なんだなとリスペクトを感じました。そういう人物を目指して演じさせてもらっています。
――演じる上でどんなことを意識しましたか?
実は正直なところ、この役柄をお引き受けするか、最初はすごく葛藤しました。
受刑者の裏には、今もなお傷が癒えてない人がいるという大前提を踏まえないと、ドラマを見て嫌な思いをする方や過去の辛い経験を思い出す方がいらっしゃるだろうなと。ドラマのテイストもかなりポップなので、楽しい、いいお話という印象だけが伝わらないようにしなければと思いました。
――第1話で印象に残っているシーンはどこでしょうか?
刑務所の初出勤で自転車で向かうところですね。撮影の時、監督に『「やばいよ、やばいよ!」と叫びながら自転車で走る人いますかね?大丈夫ですかね?』と相談したんです。監督は「大丈夫、大丈夫」と言うのでそのまま撮影したのですが、仕上がりを見てすごく納得しました。銀林葉子というキャラは、ちょっと抜けているところがあって、子供たちにも助けられたりしていて、でもその辺がとてもチャーミングに見えて、単に強さやポジティブさだけではない彼女のキャラクターになっていると感じました。
――ドラマの今後の見どころは?
舞台である濱崎刑務所は「おいしい給食が出る」のが評判の刑務所なので、月に一度郷土料理を入れるのが決まりです。第2話では、葉子が「刑務所の中にいると季節を感じられないから、給食に季節感を取り入れよう」とさらなるアイデアを出して、みんなで知恵を絞って完成を目指す…というストーリーが描かれます。それがまたドラマのラストにも繋がってきたりするんです。
ちなみに第2話の撮影現場で出ました「カレー」や「イカフライレモン」、それに第3話の「豆腐ドーナツ」は料理指導の方が作っているんですが、絶品でした。毎話どのような料理が出てくるか、そのあたりも楽しみにしていただけるとうれしいです。

さらにこのたび次回5月30日(土)放送予定の第2話に濱田マリのゲスト出演が決定した!濱田は受刑者尾藤護(関口メンディー)の母親を演じる。
第2話「俺んちのカレー」 5月30日(土)放送予定
葉子(小池栄子)は刑務所のひと月分のメニューを決める給食会議に向けて準備を始める。予算は一人分が三食で543円。バナナやみりんなど使えない食材や決まりもある。会議当日、厳格な入江総務部長(生瀬勝久)が献立のイカフライレモンに難色を示すが、名取所長(國村隼)の助けで何とか認めてもらう。その頃受刑者の尾藤(関口メンディー)が、濱崎刑務所の麦メシの量が他の刑務所より少ないとクレームを言い出す。











